本作は、非常に優れた出来映えと見事な働きを見せる、新々刀期(1800年代)の秀逸な短刀です。日本美術刀剣保存協会(NBTHK)の鑑定書が付属しており、美濃寿命(としなが)の作であること、そしてその高い品質が証明されています。 刀身には、研ぎにより多少低くなってはおりますが「素の草龍(素の倶利伽羅)」、すなわち剣に龍が巻き付く彫物が施され、さらに表裏に棒樋と添樋が掻き通されています。刃文は互の目乱れで、随所に「蟹の爪」を思わせる特徴的な足が入り、働きが非常に豊富です。姿は優美でバランスが良く、肌は潤いがあり、深みのある地景が活発に現れています。 外装(拵)もまた、新々刀期当時のオリジナルが残る、極めて興味深く魅力的な逸品です。柄糸と下げ緒は落ち着いた紺色で統一されています。鎺(はばき)は赤銅地、鞘は腰の部分を小刻みにした石目地風の青みがかった灰色で、精緻な漆塗りが施されています。鍔は平安城風の金象嵌が施され、縁頭には雪の結晶のような意匠、目貫には鈴虫(またはキリギリス)が配されています。小柄は金象嵌と花押が刻まれた大砲の図で、非常に珍しく、愛好家にとって嬉しい一品と言えるでしょう。拵についてもNBTHKの保存刀装具鑑定書が付属しております。 実物を手に取れば、その魅力はさらに深まることでしょう。コレクションに相応しい名品です。 【寿命(じゅみょう)について】 寿命派の祖は、天正八年(1580年)に美濃国関に生まれた近藤助左衛門です。慶長期に清洲城下へ移り、寛永二年(1625年)には丹後守を受領しました。江戸時代を通じて尾張徳川家の庇護のもと五代にわたり繁栄しました。「寿命」という名は「長寿で幸福な人生」を意味することから、古来より多くの武士に縁起物として珍重されてきました。 銘:無銘 年代:新々刀(1800年代) 長さ:30.9 cm(12-1/8 インチ) 反り:3.0 mm 元幅:26.9 mm 元重:6.0 mm 造り:平造り、庵棟 中心:生(うぶ) 鍛え:板目肌に杢目交じる 刃文:互の目乱れ 帽子:丸 状態:研磨状態良好 鑑定書: 脇指 無銘(新々刀寿命) 第375926号 長さ:約30.9 cm 当協会において審査の結果、保存刀剣と鑑定する。 平成19年2月1日 財団法人 日本美術刀剣保存協会 鑑定書: 黒石目地腰小刻蝋色塗鞘脇指拵 縁頭:雪に葦図、四分一磨地、高彫、金銀色絵、無銘 目貫:蝗(いなご)図、山銅地、容彫、金色絵 小柄:人物図、四分一磨地、鋤出彫、金色絵、無銘 小尻:無地、銀、石目地 鍔:桔梗唐草図、竪丸形、鉄地、真鍮象嵌、一穴、土手耳、無銘 柄:白鮫着、紺糸摘まみ比翼巻き 当協会において審査の結果、保存刀装具と鑑定する。 平成18年12月15日 財団法人 日本美術刀剣保存協会 最新情報をご希望の方はこちら 当店のメールマガジンにご登録いただくと、最新の入荷情報やニュースをお届けします。 【登録する】 ご登録ありがとうございました。 お客様のメールアドレスは厳重に管理され、当サイトからの更新情報の送信のみに使用されます。







美濃伝 · 尾張 · 1681-1684頃
刀剣大鑑 上位91%
現在1点販売中
美濃伝 · 美濃
現在15点販売中
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
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本作は、非常に優れた出来映えと見事な働きを見せる、新々刀期(1800年代)の秀逸な短刀です。日本美術刀剣保存協会(NBTHK)の鑑定書が付属しており、美濃寿命(としなが)の作であること、そしてその高い品質が証明されています。 刀身には、研ぎにより多少低くなってはおりますが「素の草龍(素の倶利伽羅)」、すなわち剣に龍が巻き付く彫物が施され、さらに表裏に棒樋と添樋が掻き通されています。刃文は互の目乱れで、随所に「蟹の爪」を思わせる特徴的な足が入り、働きが非常に豊富です。姿は優美でバランスが良く、肌は潤いがあり、深みのある地景が活発に現れています。 外装(拵)もまた、新々刀期当時のオリジナルが残る、極めて興味深く魅力的な逸品です。柄糸と下げ緒は落ち着いた紺色で統一されています。鎺(はばき)は赤銅地、鞘は腰の部分を小刻みにした石目地風の青みがかった灰色で、精緻な漆塗りが施されています。鍔は平安城風の金象嵌が施され、縁頭には雪の結晶のような意匠、目貫には鈴虫(またはキリギリス)が配されています。小柄は金象嵌と花押が刻まれた大砲の図で、非常に珍しく、愛好家にとって嬉しい一品と言えるでしょう。拵についてもNBTHKの保存刀装具鑑定書が付属しております。 実物を手に取れば、その魅力はさらに深まることでしょう。コレクションに相応しい名品です。 【寿命(じゅみょう)について】 寿命派の祖は、天正八年(1580年)に美濃国関に生まれた近藤助左衛門です。慶長期に清洲城下へ移り、寛永二年(1625年)には丹後守を受領しました。江戸時代を通じて尾張徳川家の庇護のもと五代にわたり繁栄しました。「寿命」という名は「長寿で幸福な人生」を意味することから、古来より多くの武士に縁起物として珍重されてきました。 銘:無銘 年代:新々刀(1800年代) 長さ:30.9 cm(12-1/8 インチ) 反り:3.0 mm 元幅:26.9 mm 元重:6.0 mm 造り:平造り、庵棟 中心:生(うぶ) 鍛え:板目肌に杢目交じる 刃文:互の目乱れ 帽子:丸 状態:研磨状態良好 鑑定書: 脇指 無銘(新々刀寿命) 第375926号 長さ:約30.9 cm 当協会において審査の結果、保存刀剣と鑑定する。 平成19年2月1日 財団法人 日本美術刀剣保存協会 鑑定書: 黒石目地腰小刻蝋色塗鞘脇指拵 縁頭:雪に葦図、四分一磨地、高彫、金銀色絵、無銘 目貫:蝗(いなご)図、山銅地、容彫、金色絵 小柄:人物図、四分一磨地、鋤出彫、金色絵、無銘 小尻:無地、銀、石目地 鍔:桔梗唐草図、竪丸形、鉄地、真鍮象嵌、一穴、土手耳、無銘 柄:白鮫着、紺糸摘まみ比翼巻き 当協会において審査の結果、保存刀装具と鑑定する。 平成18年12月15日 財団法人 日本美術刀剣保存協会 最新情報をご希望の方はこちら 当店のメールマガジンにご登録いただくと、最新の入荷情報やニュースをお届けします。 【登録する】 ご登録ありがとうございました。 お客様のメールアドレスは厳重に管理され、当サイトからの更新情報の送信のみに使用されます。







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