
短刀 銘 法橋弘安斎壽命 Tanto: Signed. Hokkyo Koansai TOSHINAGA
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世界81社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ
Kanbun (1661-1673)
仕様
22.6 cm
2.54 cm
壽命(としなが)は美濃国に古くから伝わる刀工銘。新刀期以降も同銘工が清水(揖斐郡揖斐川町清水)に鍛冶場を設けており、また隣国尾張の清州、さらに名古屋に出た工もあり、長寿を暗示する匠名が好まれて大いに栄えたことを示している(注1)。弘安斎と号した壽命は、美濃国に留まって江戸時代前期の延宝頃に活躍した刀工で、名を近藤惣左衛門という。元禄十六年に八十四歳で没したとあり、匠名そのままの長寿を誇っている(注2)。 この短刀は法橋に補任された天和三年頃六十四、五歳の作とみられ、身幅広く重ね厚く、腰樋を掻いて中程の肉が削がれた鵜ノ首造の短刀で、反り無くふくら枯れごころの鋭利にして頑健な姿。地鉄は板目肌、小粒の地沸が厚く付いて地肌立ち、活力に満ちている。刃文は互の目乱刃に箱がかった刃を交えて高低に変化し、小沸付いて刃縁明るく、刃境に湯走り、足太く入る。帽子は乱れ込んで僅かに掃き掛けて小丸に浅く返る。筋違鑢で仕立てられた茎の保存状態は良好で、最終画が長く刻された鑚太い銘字に「命長く」の意味が込められている。 注1...『美濃刀大鑑』に詳しい。 注2...生まれは元和六年。

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Kanbun (1661-1673)
22.6 cm
2.54 cm
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壽命(としなが)は美濃国に古くから伝わる刀工銘。新刀期以降も同銘工が清水(揖斐郡揖斐川町清水)に鍛冶場を設けており、また隣国尾張の清州、さらに名古屋に出た工もあり、長寿を暗示する匠名が好まれて大いに栄えたことを示している(注1)。弘安斎と号した壽命は、美濃国に留まって江戸時代前期の延宝頃に活躍した刀工で、名を近藤惣左衛門という。元禄十六年に八十四歳で没したとあり、匠名そのままの長寿を誇っている(注2)。 この短刀は法橋に補任された天和三年頃六十四、五歳の作とみられ、身幅広く重ね厚く、腰樋を掻いて中程の肉が削がれた鵜ノ首造の短刀で、反り無くふくら枯れごころの鋭利にして頑健な姿。地鉄は板目肌、小粒の地沸が厚く付いて地肌立ち、活力に満ちている。刃文は互の目乱刃に箱がかった刃を交えて高低に変化し、小沸付いて刃縁明るく、刃境に湯走り、足太く入る。帽子は乱れ込んで僅かに掃き掛けて小丸に浅く返る。筋違鑢で仕立てられた茎の保存状態は良好で、最終画が長く刻された鑚太い銘字に「命長く」の意味が込められている。 注1...『美濃刀大鑑』に詳しい。 注2...生まれは元和六年。

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