骨董武具:鉄地黒漆塗六十二間小星兜 日本甲冑武具研究保存会 認定 特別貴重資料 【時代】 江戸時代初期(元和〜寛永年間:1615-1637年頃) 日本甲冑武具研究保存会による鑑定済み 【主素材】 鉄 【解説】 本作は星兜の一種である「小星兜(こぼし かぶと)」で、六十二枚もの鉄板(地板)を接ぎ合わせて制作された「六十二間」の形式を成しています。星兜の歴史は古く、平安時代中期(888-1068年頃)に誕生しました。地板を留めるための鋲の頭が露出しており、その形状から「星」と呼ばれます。 江戸時代に入ると、職人たちは当時流行した「変わり兜」のみならず、古式ゆかしい伝統的な兜の制作にも力を注ぎました。本作のような江戸期の星兜の特徴として、頂辺(頭頂部)に向かうにつれて星が小さくなる「厘劣り(りんおとり)」という技法が用いられており、すべての星が同サイズであった古様のものとは異なる洗練された意匠が見て取れます。 兜は本来、頭部を保護する実戦的な防具として誕生しましたが、時代の変遷とともに、武士の威厳や個性、信仰を象徴するものへと役割を変えていきました。室町時代後期から江戸時代にかけては、動物の毛、貝殻、植物、和紙など多種多様な素材を用いた「変わり兜」も数多く作られました。 本作の「吹き返し」は、顔側面を刀剣の攻撃から守るための意匠です。吹き返しを含む各部位には「黒漆(くろうるし)」が施され、重厚な趣を放っています。 また、兜の頂点にある「八幡座(はちまんざ)」は菊の花を模した形状となっています。菊は古来中国より長寿の薬草として伝来し、奈良時代には日本に定着しました。放射状に広がる花弁が太陽になぞらえられ、不老長寿や無病息災の象徴として尊ばれてきました。「菊の御紋」に代表されるように、高貴な紋様としても広く知られています。 ※経年により、漆の一部に剥離が見られます。あらかじめご了承ください。 【鑑定書】 特別貴重資料(日本甲冑武具研究保存会 発行) 国内で最も信頼の厚い鑑定機関の一つである日本甲冑武具研究保存会より、五段階評価のうち第三位の格付けである「特別貴重資料」として認定されています。1993年5月3日付の鑑定により、江戸時代初期の作であることが証明されています。 ※ご希望の方には鑑定書の英訳を無料で承ります。 【当館について】 サムライミュージアム(東京)では、侍の歴史に関する貴重な古美術品を展示しております。オンラインショップでは、日本文化や職人技に深い関心をお持ちの方へ向けて、刀剣・甲冑などのアンティーク武具や伝統工芸品を専門に取り扱っております。 【海外輸出の手続きについて】 代金のお支払い確認後、教育委員会へ輸出監査の申請を行い、法的な輸出許可を取得いたします。許可取得には通常2〜4週間を要します。お手元に届くまで、ご注文から約1ヶ月〜1ヶ月半ほどお時間をいただきますので、何卒ご了承ください。 【お支払い方法】 Stripeによる決済をご利用いただけます。










兜のみ
62間 · 星鉢
無銘
chrysanthemum
江戸
出来・保存状態が特に優れ、特別に貴重と認められた甲冑武具で、五段階の第三位にあたります。
甲冑はNBTHKの鑑定対象ではありません。日本甲冑武具研究保存会(1961年設立)が甲冑武具の研究・保存を担う中心的団体で、その審査は作品を「資料」として、保存資料・貴重資料・特別貴重資料・甲種特別貴重資料・最高位の重要文化資料という五段階で格付けします。「資料」という呼称は、刀剣の鑑定とは別に、甲冑を文化的・歴史的な資料として保存するという会の趣旨を表しています。
Returns/exchanges limited to defects caused by shipping (except willful misconduct or gross negligence by the company); customers must contact within 72 hours of receiving the product.








$7,380
骨董武具:鉄地黒漆塗六十二間小星兜 日本甲冑武具研究保存会 認定 特別貴重資料 【時代】 江戸時代初期(元和〜寛永年間:1615-1637年頃) 日本甲冑武具研究保存会による鑑定済み 【主素材】 鉄 【解説】 本作は星兜の一種である「小星兜(こぼし かぶと)」で、六十二枚もの鉄板(地板)を接ぎ合わせて制作された「六十二間」の形式を成しています。星兜の歴史は古く、平安時代中期(888-1068年頃)に誕生しました。地板を留めるための鋲の頭が露出しており、その形状から「星」と呼ばれます。 江戸時代に入ると、職人たちは当時流行した「変わり兜」のみならず、古式ゆかしい伝統的な兜の制作にも力を注ぎました。本作のような江戸期の星兜の特徴として、頂辺(頭頂部)に向かうにつれて星が小さくなる「厘劣り(りんおとり)」という技法が用いられており、すべての星が同サイズであった古様のものとは異なる洗練された意匠が見て取れます。 兜は本来、頭部を保護する実戦的な防具として誕生しましたが、時代の変遷とともに、武士の威厳や個性、信仰を象徴するものへと役割を変えていきました。室町時代後期から江戸時代にかけては、動物の毛、貝殻、植物、和紙など多種多様な素材を用いた「変わり兜」も数多く作られました。 本作の「吹き返し」は、顔側面を刀剣の攻撃から守るための意匠です。吹き返しを含む各部位には「黒漆(くろうるし)」が施され、重厚な趣を放っています。 また、兜の頂点にある「八幡座(はちまんざ)」は菊の花を模した形状となっています。菊は古来中国より長寿の薬草として伝来し、奈良時代には日本に定着しました。放射状に広がる花弁が太陽になぞらえられ、不老長寿や無病息災の象徴として尊ばれてきました。「菊の御紋」に代表されるように、高貴な紋様としても広く知られています。 ※経年により、漆の一部に剥離が見られます。あらかじめご了承ください。 【鑑定書】 特別貴重資料(日本甲冑武具研究保存会 発行) 国内で最も信頼の厚い鑑定機関の一つである日本甲冑武具研究保存会より、五段階評価のうち第三位の格付けである「特別貴重資料」として認定されています。1993年5月3日付の鑑定により、江戸時代初期の作であることが証明されています。 ※ご希望の方には鑑定書の英訳を無料で承ります。 【当館について】 サムライミュージアム(東京)では、侍の歴史に関する貴重な古美術品を展示しております。オンラインショップでは、日本文化や職人技に深い関心をお持ちの方へ向けて、刀剣・甲冑などのアンティーク武具や伝統工芸品を専門に取り扱っております。 【海外輸出の手続きについて】 代金のお支払い確認後、教育委員会へ輸出監査の申請を行い、法的な輸出許可を取得いたします。許可取得には通常2〜4週間を要します。お手元に届くまで、ご注文から約1ヶ月〜1ヶ月半ほどお時間をいただきますので、何卒ご了承ください。 【お支払い方法】 Stripeによる決済をご利用いただけます。










兜のみ
62間 · 星鉢
無銘
chrysanthemum
江戸
出来・保存状態が特に優れ、特別に貴重と認められた甲冑武具で、五段階の第三位にあたります。
甲冑はNBTHKの鑑定対象ではありません。日本甲冑武具研究保存会(1961年設立)が甲冑武具の研究・保存を担う中心的団体で、その審査は作品を「資料」として、保存資料・貴重資料・特別貴重資料・甲種特別貴重資料・最高位の重要文化資料という五段階で格付けします。「資料」という呼称は、刀剣の鑑定とは別に、甲冑を文化的・歴史的な資料として保存するという会の趣旨を表しています。
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