題名:日の出千鳥図 説明 本作は、かつて侍が髪を整えるために用いた古美術品の笄(こうがい)です。通常、鞘の笄櫃(こうがいびつ)に納められる刀装具の一つです。 鑑定書によれば、本作の画題は「日の出千鳥図」です。「日の出」は地平線から昇る太陽を表し、新たな始まりや希望、再生の象徴とされています。また「千鳥」は古来より祈りを込めた文様として親しまれてきました。「ちどり」という音は「千取り」に通じることから、勝機を掴む、あるいは目標を達成するという勝負運や願望成就の意が込められています。 地金には銅と金の合金である赤銅(しゃくどう)が用いられています。表面には魚の卵が連なっているような微細な粒を打ち出す魚々子地(ななこじ)が施され、意匠を立体的に浮かび上がらせる高彫(たかぼり)、そして彫り込まれた箇所に金を施す金色絵(きんいろえ)といった伝統技法が駆使されています。 ※古美術品のため、状態については各写真にて詳細をご確認ください。 なぜ侍にとって刀装具は重要だったのか? 日本刀の装具には、鍔(つば)、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など、多彩な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主のアイデンティティや信念、個性を誇示するための象徴でもありました。現代で例えるなら、スマートフォンの装飾に近い感覚と言えるかもしれません。 ぜひ写真を拡大してご覧ください。そこには日本の伝統的な彫金技術の粋が凝縮されています。素材は鉄や銅を主体とし、金、銀、四分一(しぶいち)などの象嵌が施されています。特に鍔においては、一枚ごとに形状や重量が異なります。刀本体と共に時代を生き抜いてきたこれらの装具は、刀剣そのものに匹敵する価値を持つこともあります。刀装具は一見控えめな部品ですが、ここにこだわりを持つことこそが、真の侍文化の愛好家への第一歩と言えるでしょう。 鑑定書 : 日本美術刀剣保存協会(NBTHK) 保存刀装具鑑定書 日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、現代日本において最も権威のある刀剣鑑定機関の一つです。本作は平成27年(2015年)7月8日に鑑定を受け、保存価値のある「保存刀装具」として認められました。ご購入者様にはこの鑑定書原本をお付けいたします。また、ご希望に応じて鑑定書の記載内容を英訳したPDFファイルを作成することも可能です。 【運営元について】 サムライミュージアムは東京に拠点を置き、侍の歴史に関する古美術品を展示しています。サムライミュージアムショップでは、日本の文化や職人技に興味をお持ちの方へ向けて、アンティークの日本刀や甲冑、伝統工芸品などを取り扱っております。 【お支払い方法】 Stripe(クレジットカード)、PayPal、Apple Pay、Google Payなど、各種安全な決済方法をご利用いただけます。Stripeでの決済にはアカウント作成は不要です。その他のお支払い方法をご希望の場合はお問い合わせください。日本円(JPY)のほか、米ドル(USD)、豪ドル(AUD)、カナダドル(CAD)、ユーロ(EUR)、スイスフラン(CHF)、英ポンド(GBP)での決済が可能です。価格は日本円を基準とし、他通貨は最新のレートで自動計算されます。 【配送期間】 通常、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)にて発送いたします。ご注文からお届けまで、通常5日から14日ほどかかります。配送日数は目安であり、天候や繁忙期などの事情により前後する場合がございます。 EMSでの発送が可能な地域については、国際配送料を無料とさせていただきます。他の配送業者をご希望の場合は、別途ご相談ください。追跡番号等の詳細は発送時にご連絡いたします。
Certificate reading — 無銘(京金具師)







京金具師派
江戸
山城
無銘
保存 (NBTHK)
金工 · 山城
銘が正しい、または無銘でも年代・流派を指摘でき、美術工芸的価値が認められる、保存に値する真正の刀装具と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトReturns/exchanges limited to defects caused by shipping (except willful misconduct or gross negligence by the company); customers must contact within 72 hours of receiving the product.
¥105,000