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事典
概要·歴史的重要度·指定·鑑定·伝来·作品種別·銘·系譜·流派
概要歴史的重要度指定鑑定伝来作品種別銘系譜流派
  1. 流派
  2. 後藤
  3. 脇後藤
  4. 一乗派
  5. 東明

東明

Ichijo Tomei

重要
巻 52, 番 159 · 三所物

東明

Ichijo Tomei

評価作品31点

有数の金工
国山城時代late Edo (1817–1870)流派後藤>脇後藤>一乗派伝法家彫師匠後藤一乗得意分野kozuka, menuki, fuchi-kashira, tsuba種別刀装具作者コードWGO055
1特別重要刀剣30重要刀剣

概要

荒木東明は文化十四年(1817)に京都で生まれた。十三歳の時、後藤東乗に師事し「東」の一字を許されて東明と名乗り、後に後藤一乗の門に学び「一斎」の工名を許されて一斎東明と銘している。吟松亭とも号した。京都の画家林蘭雅について下絵を学び、特技である粟穂の彫刻は蘭雅との研究により考案されたものといわれ、この粟穂をもって当時から著名であったという。後藤一乗門下には多くの優秀な金工がいるが、東明は粟穂の彫技に独自の才能を発揮し、一乗一門の特色を示す作風を確立した。

東明の作風は、赤銅、四分一、素銅、鉄など多様な素材を用い、魚子地、石目地、磨地など、素材に応じた地肌の表現にも工夫が見られる。高彫、据紋象嵌、色絵、金砂子象嵌など、多様な技法を駆使し、金、銀、赤銅、四分一、素銅などの素材を適材適所に配することで、写実的かつ立体的な表現を可能としている。特に粟穂の表現においては、穂は七粒の円錐形を成して一花とし、穂先が鋭く、周囲へ零れんばかりにたわわなその風情は、正に東明の真骨頂であり、特殊な鏨を打込んで立体的に表現した粟穂はこぼれんばかりの風情である。その粟穂の実は三条に連なり、中央が一段と盛上る点に特徴がある。また、粟穂に雀や鶉を組み合わせることで、より豊かな情景を表現している点も注目される。粟穂の意匠の他にも、大黒天や毘沙門天を題材とした作品や、富岳寿星・幽渓月図のように漢詩と画題を組み合わせた作品も手掛けている。縁の天上板は銅まわりと共の造込みで時雨鑢がかかる作があり、師である一乗譲りの技が見られる。

東明の作品は、その卓越した技術と意匠により、高く評価されている。特に粟穂の彫刻は「他の追随を許さぬ卓越した粟穂の彫技」「他工の遠く及ぶところではない」「東明の独壇場」と評され、同工の代名詞となっている。その彫技は「東明ここにあり」を文字通り実現した作品ともいえよう。洗練味の高い鏨さばきと色絵で抒情味豊かに表現された作品は、格調高く、東明の魅力が詰まった優品として、後世に伝えられている。

歴史的重要度

東明の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物—
特別重要刀剣1
重要刀剣30

名工ランク

鑑定

伝来

作品種別

評価作品31点の分布

銘

評価作品31点の銘の種類

販売中

系譜

師匠Goto Ichijo
東明

一乗派派

一乗派派の他の刀工

  1. 1.後藤一乗Goto Ichijo7 販売中91指定
  2. 2.永武Nagatake14指定
  3. 3.一琴Ikkin3 販売中11指定
  4. 4.一匠Issho1 販売中10指定
  5. 5.一真Isshin1 販売中8指定
  6. 6.光覧Koran4指定
  7. 7.義照Yoshiteru2 販売中4指定
  8. 8.一至Hashimoto Isshi II2指定
  9. 9.一寿Ichiju2 販売中1指定
  10. 10.一拳Ikken1指定
  11. 11.吉長Yoshinaga1指定
  12. 12.川島一如Kawashima Ichinyo1指定

東明

東明(Tomei)は、山城の一乗派派の装剣金工です。

江戸に活動しました。

作風は家彫に属します。

東明の作品には、特別重要1点、重要30点が指定されています。