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事典
概要·歴史的重要度·指定·鑑定·作品種別·銘·系譜·流派
概要歴史的重要度指定鑑定作品種別銘系譜流派
  1. 流派
  2. 後藤
  3. 後藤宗家
  4. 一匠

一匠

Ichijo Issho

重要
巻 55, 番 142 · 三所物

一匠

Ichijo Issho

評価作品10点

著名の金工
国Mimasaka / Yamashiro時代late Edo–Meiji (1828–1876)時代区分明治流派後藤>脇後藤>一乗派伝法家彫師匠後藤一乗得意分野kozuka, menuki, fuchi-kashira種別刀装具作者コードWGO051
10重要刀剣

概要

中川一匠(なかがわいちしょう)は、美作国津山藩(現在の岡山県津山市)の藩工、中川勝継(なかがわかつつぐ)の次男として生まれ、本名を中川勝実(なかがわかつざね)、通称を直二郎(なおじろう)という。二十一歳で京都に上り、後藤一乗(ごとういちじょう)に入門した。現存する年紀作から、二十五歳にして一乗より「一」の字を譲られ、「一勝(いちかつ)」と名乗ったことがわかる。安政年間に津山へ戻るが、結局中川家は末弟の勝敬(かつたか)が継いだ。万延元年に江戸へ戻り、翌々年の文久二年に「一匠」と改名。明治九年、四十八歳で没した。

一匠の作風は、師である後藤一乗の影響を強く受け、幕末から明治にかけて流行した合口式の短刀拵や腰刀拵、あるいは三所物などの刀装具にその技を遺している。作域は広く、赤銅魚子地、朧銀地、鉄地など多様な素材を用い、高彫、毛彫、片切彫といった彫技を駆使する。金、銀、素銅、緋色銅などを用いた色絵や象嵌も得意とし、特に平象嵌のうちでも淡い消し象嵌、砂子象嵌などを用いることで、雅な趣を表現している。小柄、笄、目貫などの意匠には、四季の草花や虫、風景などを題材としたものが多く、写実的でありながらも装飾性の高い作風が特徴である。

中川一匠は、後藤一乗門下の名工として知られ、その作品は「極めてていねい」と評される。特に、小柄、笄に「絹魚子と呼称される細やかな魚子」を蒔き、流麗な高彫に金銀の色絵を施した作や、金無垢地に銀の置金色絵を施した目貫など、その繊細優美な出来映えは高く評価されている。また、自身で箱書を記し、製作地を明記するなど、作品に対する強いこだわりも窺える。幕末から明治にかけての刀装具の世界において、一乗派の作風を継承しつつ、独自の表現を追求した刀工として、その名を知られている。

歴史的重要度

一匠の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣10

名工ランク

鑑定

作品種別

評価作品10点の分布

銘

評価作品10点の銘の種類

販売中

系譜

師匠Goto Ichijo
一匠

一乗派派

一乗派派の他の刀工

  1. 1.後藤一乗Goto Ichijo7 販売中91指定
  2. 2.東明Tomei5 販売中31指定
  3. 3.永武Nagatake14指定
  4. 4.一琴Ikkin3 販売中11指定
  5. 5.一真Isshin1 販売中8指定
  6. 6.光覧Koran4指定
  7. 7.義照Yoshiteru2 販売中4指定
  8. 8.一至Hashimoto Isshi II2指定
  9. 9.一寿Ichiju2 販売中1指定
  10. 10.一拳Ikken1指定
  11. 11.吉長Yoshinaga1指定
  12. 12.川島一如Kawashima Ichinyo1指定

一匠

一匠(Issho)は、Mimasaka / Yamashiroの一乗派派の装剣金工です。

江戸〜明治に活動しました。

作風は家彫に属します。

一匠の作品には、重要10点が指定されています。