無銘 丸形 鉄地 影透 象嵌 桐箱付 ※ノギスによる素人採寸のため多少の誤差ご容赦ください 応仁頃(1467~)に創始されたので応仁鐔と呼称されていますが、確かな根拠はないようです。作風としては薄手の板鐔で、鉄地に真鍮象嵌、切羽台や櫃孔を縁取りしており、有銘のものは基本的にありません。そして鎌倉鐔等と同様に鉄があまりよくない物が多いとされています。 本品も若干赤みがかって鉄味は良くありませんが、赤錆出た後に手入れを頑張ったようで、応仁鐔として許容できる範疇かと思います。引両紋と木瓜、菊、梅などがあしらわれ、実に応仁鐔らしい意匠です。茎櫃孔が中心から横方向にズレていますが、応仁鐔ならこれも"味"でしょうか。






無銘