二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
番号:AS25525 短刀:白鞘入り、箱付き(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 銘文:太阿月山貞一作(花押) 昭和五十九年二月吉日 箱書:相州伝を以て鍛之 刃長八寸有余 同作彫物 帝室技芸員 昭和五十九年二月吉日 太阿月山源貞一(花押) (弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作と四段階にランク分けしております。本作は太阿月山貞一の作品の中でも「上々作」にランクされる逸品です。) ハバキ:金着一重、極めて重厚な造り。 長さ:24.4 cm (8寸0分5厘) 反り:0.1 cm 目釘穴:1個 元幅:2.84 cm 重ね:0.55 cm 刀身重量:215 g 時代:昭和五十九年二月(1984年) 体配:身幅広く、表に矛旗、裏に護摩箸の彫物がある。 地鉄:綾杉肌が美しく詰んだ精良な地鉄。 刃文:沸出来ののたれ刃で、沸厚くつき、匂口深い。 特徴:二代月山貞一は月山貞勝の息子として生まれ、幼少より非凡な才能を発揮しました。戦時中は父と共に昭和天皇の御差し添えを鍛錬するなど活躍。戦後の作刀再開後も研鑽を積み、正宗賞をはじめ数々の賞を受賞。昭和46年には人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されました。本作の箱書きは貞一本人による自署です。 保管用桐箱付属 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 葵美術評価鑑定書:全身押形 ※価格に送料は含まれません。 オークション開始価格:1,500,000円 入札する 関連作品: 短刀:大阪住月山貞勝謹作(花押)昭和九年五月吉日(特別保存刀剣)蒔絵箱付 短刀:帝室技芸員 月山貞一(初代)




大和 · 1907-1995頃
刀剣大鑑 上位49%
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昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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