商品番号 UJWA244 – 売約済 月山貞一 脇差 (帝室技芸員 月山貞一) 月山貞一(天保8年〜大正7年)は、明治時代を代表する最高峰の刀匠です。月山貞吉の養子として月山家を継承し、その作刀人生において備前、相州、山城、大和の五ヶ伝すべてを極めました。その技量の幅広さは同時代の追随を許さず、明治39年(1906年)には工芸界の最高栄誉である「帝室技芸員」に任命されています。 本作は、貞一が73歳を迎えた明治41年(1908年)の作です。注文主は、陸軍士官学校を卒業した剣術の達人であり、皇族の百合子女王殿下とも縁戚にあたる高木連吉大佐でした。高木大佐は貞一に対し、17世紀の巨匠・南紀重国の名作脇差を、その精緻な彫物まで含めて再現(写し)するという特別な命を下しました。 本作は相州伝で鍛えられており、地刃の「働き」はあたかも稲妻のように鋼を照らし出し、金筋、砂流し、そして刃先に向かって零れるような葉(よう)が連なります。帽子は乱れ込み、長く返り、切先まで金筋が鮮やかに走っています。 しかし、本作を唯一無二の次元へと押し上げているのは、その「彫物」に他なりません。貞一が手掛けた彫物の中でも、間違いなく最も高揚感に満ちた傑作の一つと言えるでしょう。表には「倶利伽羅剣巻龍」、裏には「三鈷柄」が貞一自らの手によって彫り込まれています。その細部へのこだわりは驚異的で、一枚一枚の鱗、三本指の爪、そしてどの角度から見てもこちらを射抜くような眼光の生命感には圧倒されます。貞一は、手本となった重国の彫物(池田権助によるもの)を凌駕したことを自覚していたのでしょう。彼はこの刀身に「日本魂」という三文字を刻み、最高傑作にのみ許される「号(ごめい)」を授けました。 後年、月山家現当主である曾孫の月山貞利先生は、本作を鑑定し、鞘書きにて「最高傑作」であると断じています。
在銘 · Gassan · Gendaitô – Meiji Era (1908) · 長さ 42.7cm · 反り 0.9cm

大和 · 1907-1995頃
刀剣大鑑 上位49%
現在5点販売中
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
All swords come with a three-day inspection period beginning from the date of delivery. If not satisfied, the sword may be returned within this period for a full refund of the purchase price. Outside of this period, all sales are final. Swords purchased on a layaway payment plan are not eligible for the three-day inspection period.
商品番号 UJWA244 – 売約済 月山貞一 脇差 (帝室技芸員 月山貞一) 月山貞一(天保8年〜大正7年)は、明治時代を代表する最高峰の刀匠です。月山貞吉の養子として月山家を継承し、その作刀人生において備前、相州、山城、大和の五ヶ伝すべてを極めました。その技量の幅広さは同時代の追随を許さず、明治39年(1906年)には工芸界の最高栄誉である「帝室技芸員」に任命されています。 本作は、貞一が73歳を迎えた明治41年(1908年)の作です。注文主は、陸軍士官学校を卒業した剣術の達人であり、皇族の百合子女王殿下とも縁戚にあたる高木連吉大佐でした。高木大佐は貞一に対し、17世紀の巨匠・南紀重国の名作脇差を、その精緻な彫物まで含めて再現(写し)するという特別な命を下しました。 本作は相州伝で鍛えられており、地刃の「働き」はあたかも稲妻のように鋼を照らし出し、金筋、砂流し、そして刃先に向かって零れるような葉(よう)が連なります。帽子は乱れ込み、長く返り、切先まで金筋が鮮やかに走っています。 しかし、本作を唯一無二の次元へと押し上げているのは、その「彫物」に他なりません。貞一が手掛けた彫物の中でも、間違いなく最も高揚感に満ちた傑作の一つと言えるでしょう。表には「倶利伽羅剣巻龍」、裏には「三鈷柄」が貞一自らの手によって彫り込まれています。その細部へのこだわりは驚異的で、一枚一枚の鱗、三本指の爪、そしてどの角度から見てもこちらを射抜くような眼光の生命感には圧倒されます。貞一は、手本となった重国の彫物(池田権助によるもの)を凌駕したことを自覚していたのでしょう。彼はこの刀身に「日本魂」という三文字を刻み、最高傑作にのみ許される「号(ごめい)」を授けました。 後年、月山家現当主である曾孫の月山貞利先生は、本作を鑑定し、鞘書きにて「最高傑作」であると断じています。
在銘 · Gassan · Gendaitô – Meiji Era (1908) · 長さ 42.7cm · 反り 0.9cm

大和 · 1907-1995頃
刀剣大鑑 上位49%
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販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
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