1876年の廃刀令は帯刀を終わらせ、工芸そのものを死の淵に追った。軍の需要と皇室の庇護が命脈を保ち、1906年には月山貞一と宮本包則が帝室技芸員に任じられている。
刃長69.9センチ 反り1.48センチ 元幅31.5ミリ 元重ね7.5ミリ 物打幅26.3ミリ 物打重ね6.2ミリ 横手位置幅23.4ミリ 松葉先重ね5.3ミリ 裸身重量842グラム。 江戸末期慶應二年(1866) The last years of Edo era 昭和37年10月26日 愛媛県登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅はばき、白鞘 宗吉は、慶應から明治初年にかけて鎚を振るった伊予国松山の刀工ですが、廃刀令など時代の流れの影響もあり、現存する作品は極めて少なく貴重です。 この刀は刃長頃好く元先の幅差も頃好く開いて切先延びた力強い姿で、地鉄は小板目肌よく練れて詰み、地沸ついて少しく肌立って地景入り、刃文は湾れ調子に互ノ目や互ノ目丁字を焼き、丁字刃交え、足や葉入り、乱れ込んで先丸く返っており、特筆すべき鍛錬疵も無く、宗吉の技量を発揮した作品です。附属の素銅はばきは元来、金または銀の着せであったものが経年により剥けて下地の素銅になったものです。 現状のままでも鑑賞に支障はございませんが、出来良い一刀故に、余力ある方は是非とも再研磨を施して御愛蔵頂きたく思います。 既製品の鞘に納まりますので安価にて拵製作が可能です。
Certificate reading — 銘 松山住宗吉造之 慶応二年八月日
取扱店 刀心










伊予 · 1868-1912頃
刀剣大鑑 上位99%
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明治 廃刀令ののち
1876年の廃刀令は帯刀を終わらせ、工芸そのものを死の淵に追った。軍の需要と皇室の庇護が命脈を保ち、1906年には月山貞一と宮本包則が帝室技芸員に任じられている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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