武蔵野鐙図は広大なすすきの草原に鐙(あぶみ)だけが置かれている図。人馬や戦闘は描かれず、武勇ではない、もののあわれや無常観といった静寂さをあらわした図。武士の教養意匠といえる。本作は、金布目象嵌で武蔵野を縁取影透で鐙をあらわした武蔵野鐙図鐔。金象嵌銘の花押がある上手作。京献上と極まり2013年特別保存刀装具審査合格。
Certificate reading — 銘 金象嵌銘(花押)(京献上)




















金工 · 山城
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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