建久四年五月、頼朝が軍事訓練を兼ねて富士の裾野で行った巻狩りで、雑兵を蹴散らして突進する大猪に素手で挑み、見事に短刀で仕留めたのが仁田四郎忠常。赤銅魚子地を量感のある高彫にし、金銀素銅朧銀の色絵を巧みに施し、動きのある迫真の場面を精巧な鏨で活写している。


江戸
常陸
在銘
保存 (NBTHK)
常陸
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銘が正しい、または無銘でも年代・流派を指摘でき、美術工芸的価値が認められる、保存に値する真正の刀装具と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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