説明

Stock number:TU-080713Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Hozon TousouguCountry・Era:Edo eraSaaya-mon-zu Tsuba丸形、赤銅磨地、金平象嵌、金色絵耳、両櫃孔Length:7.95cmWidth:7.95cmThickness:0.43cmWeight:162gIn paulownia wood box【Additional Information】無銘で加賀象嵌と極められた鍔である。上質の赤銅地を磨地として、肉置き頃合いで紗綾を金象嵌に耳には一面金色絵が施されている。この一派は加賀後藤と言われる物よりは、やや時代が下がり江戸中期頃であろう。似た鍔工群では仙台の清定や尾張の金工にもこの様式が見られる。紗綾は絹織物の一種で平地に四枚綾で卍(まんじ)、稲妻、菱垣などの模様を浮き織りにしたもので江戸時代に流行を見る。本作は、上下左右7.9cmあり大振な碁石形鍔で作域が良く象嵌の抜けもなく保存状態のよいものである。近年このような鍔が少なくなりおすすめする一鍔であります。

Tsuba [Kagazougan][N.B.T.H.K] Hozon Tousougu
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Tsuba [Kagazougan][N.B.T.H.K] Hozon Tousougu

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時代

Edo

流派について

Kaga School加賀派

加賀象嵌は、江戸時代初期から享保期にかけて金沢を中心とする加賀国で発達した独特の平象嵌技法である。その起源は、加賀地方の鐙工が行っていた平象嵌を、鐔や刀装具に応用したことに始まるとされる。加賀藩の庇護のもと、献上品として制作された作例も多く、金沢の工芸文化の高い水準を示す技術として栄えた。室町期には鏡師と呼ばれる工人による山金地の鋳出鐔が見られ、これらが後の加賀象嵌の源流の一つとなったと考えられる。 加賀象嵌の技術的特徴は、赤銅、四分一、素銅などの磨地に、金・銀・銅など多種の色金を駆使した精緻な平象嵌にある。漆黒の赤銅磨地に色金を緻密に嵌め込む手法が主流だが、素銅地に明るい色調で景物を表した古調な作例も存在する。構図は絢爛にして巧みであり、秋草蝶図や鴛鴦図など、画面一杯に展開された図案文様化した表現が特徴的である。毛彫を併用し、内覆輪や埋金など細部にまで丁寧な仕上げが施され、未使用のまま伝世した保存状態の良い献上品級の作も少なくない。 鏡師系の作品は、真鍮地や山金地に鋤出高彫で大胆な文様を配し、格子形花文や菊花文など古雅な意匠を持つ。室町末期から桃山初期にかけての作風を示し、土手耳の構造や鋳出による立体的な表現が見られる。加賀象嵌と総称される一群には、こうした鏡師の流れを汲む古式な様相を呈するものから、江戸中期以降の洗練された平象嵌作品まで幅広い作域が含まれ、加賀国における刀装具制作の伝統の深さを物語っている。

刀剣商

銀座誠友堂

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