徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
河内守藤原国次(初代)は、江戸の刀工・正富に作刀を学び、のち元和六年(1620)に仙台伊達藩に召し抱えられたとされる。万治四年(1661)没。遺作は少なく、藩工が仙台城下に集住する以前は名取郡に住したことが知られている。本作河内守藤原国次は、生茎の状態頗るよく端正な姿の脇指。令和8年(2026)特別保存刀剣審査合格。時代の黒石目地塗鞘脇指拵が付されている。




















江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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