二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
番号:AS26510 刀:白鞘入り(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 銘文:大和守藤原忠行 正徳元年八月吉日 暴鍛作之(さらしきたえ これをつくる) (弊社では刀工の出来を最上作、上々作、上作、普通作の四段階に分類しております。本作は大和守藤原忠行の作品の中でも上々作にランクされる逸品です。) ハバキ:銅製一重 長さ:64.7 cm (2.13尺) 反り:1.8 cm 目釘穴:1個 元幅:2.93 cm 先幅:2.04 cm 重ね:0.8 cm 刀身重量:765 g 時代:江戸時代中期 正徳元年(1711年) 体配:身幅、重ね共に尋常で、反り適度につき姿が良い。 地鉄:小板目肌に小木目肌が交じり、地沸が細かにつき、地景が入る。 刃文:沸出来ののたれに互の目交じり、匂口深く小沸厚くつく。 特徴: 大和守忠行は江戸時代初期から中期にかけて活躍した豊後高田派の刀工です。その作品は切れ味が非常に鋭いことで知られています。 銘文にある「暴鍛(さらしきたえ)」は忠行がしばしば用いた添銘ですが、その正確な意味については諸説あり、独自の鍛錬法を指すものか、あるいは格別に精魂込めて鍛え上げたことを示すものと考えられています。「暴」の字は激しさや勢いの強さを象徴しています。 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※海外送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:550,000円 入札する 関連商品: 刀:無銘(大和志津)(第16回重要刀剣) 刀:大和守秀国(明治三年二月日)(特別保存刀剣) 刀:越前住播磨大掾藤原重高(初代)/石見守藤原宣頼(特別保存刀剣) 刀:大和志津兼氏(金象嵌銘)本阿弥(花押)光遜(特別保存刀剣) 刀:大和国奈良住藤原道晴作(保存刀剣) 刀:無銘(当麻)(第61回重要刀剣)
在銘 · Takada · 江戸 · 長さ 64.7cm · 反り 1.8cm




豊後 · 1716-1736頃
刀剣大鑑 上位87%
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江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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