親依

Nitta-sho Chikayori

評価作品4点

いま販売中の作品1点

重要巻 31, 番 106 · 太刀

概要

備前国新田庄に在住した刀工、親依は、鎌倉時代末期に活動した刀工である。同時代には則次も新田庄に在住していたことが知られるが、則次の作は稀有であり、親依の作が現存する。親依の作には文保、元応、嘉暦、元徳などの年号が刻まれたものが存在し、製作時期は明確である。元応二年銘の作には右衛門尉を冠している。

親依の作風は、総じて焼の低い直刃を焼く点に特徴がある。刃文は匂口淋しく小足が入り、姿は細身で小鋒となる傾向を示す。作風は丁子の目立つ出来のものも僅かに存在するが、多くは直刃調に僅かに小互の目ごころ交じり、小沸つく出来となる。地鉄は板目肌立ち、地沸つき、幽かに映りが立つものが見られる。茎は生ぶ、先つまんで栗尻、鑢目筋違となるものが多い。

親依の作は、同時代の長船物に比較して技量がやや見劣りすると評されることがある。しかし、年紀銘が資料的に貴重であること、また、作風が典型的な鎌倉時代末期の備前物を示すことから、資料価値は高い。現存する作刀は少ないながらも、備前鍛冶の一派として、その作風を知る上で重要な刀工である。

歴史的重要度

親依の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財1
重要美術品1
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣2

名工ランク

年紀作

伝来

販売中

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備前の伝統

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