則次

Nitta-sho Noritsugu

評価作品2点

重要巻 15, 番 175 · 太刀

概要

則次は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて備前国新田庄に在住した刀工である。暦応頃に新田荘に住した則次が存在し、その名跡を継いだ者が存在した可能性が示唆される。同派の親依と同様に直刃を得意としたと見られ、作風から雲類に似る珍品を作刀した。左兵衛尉の官途銘を冠する作例も確認されている。

作風は、大板目肌に白けごころの映りが立つ地鉄を特徴とする。刃文は中直刃を基調とし、小沸づき、足・葉が入り、匂口が締まりごころに沈む。帽子は小丸で掃きかける。姿は、鎬造、庵棟で、反りがやや高く、中鋒となる。身幅広く、踏張りのある姿を示す作例もある。長大な大太刀の作例も現存し、板目肌の鍛えに焼刃がないものが確認されている。

則次の作刀は、文和の年紀が貴重であり、雲生一派の研究資料として価値が高い。地刃の作風から新田庄と銘文には無いものの、同派の作と考えられるものも存在する。資料的価値の高い大太刀の作例も残されており、備前鍛冶研究における重要な刀工の一人である。

歴史的重要度

則次の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品1
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣1

名工ランク

年紀作

伝来

新田庄派の他の作者

  1. 1.保則Yasunori1指定
  2. 2.親次Chikatsugu2指定
  3. 3.氏依Ujiyori2指定
  4. 4.親依Chikayori1 販売中4指定

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備前の伝統

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