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概要·歴史的重要度·指定·伝来·流派
概要歴史的重要度指定伝来流派
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  4. 親次

親次

Ichimonji Chikatsugu

重要
巻 49, 番 112 · 太刀

親次

Ichimonji Chikatsugu

評価作品2点

著名の刀工
国備前時代徳治(1306–1308)時代区分鎌倉流派一文字伝法備前伝刀工大鑑800(上位14%)種別刀工コードCHI188
1御物
1重要刀剣

概要

親次は、備前長船、備中青江、備後三原などに同銘の刀工が存在するが、本作に示された作風や銘振りから、備後国の刀工と鑑みるのが妥当であろう。銘鑑には「備後三原、文和頃」の親次も記載されるが、二字銘であるという。備後三原派は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて同国で活躍した一派であり、本太刀の年紀から見て、正平頃(1346年-1370年)に活動した刀工と考えられる。同派には、親依、氏依、則次らがおり、文保、元応、嘉暦、元徳などの年紀銘を持つ作が現存することから、一派の制作年代はほぼ明らかである。

本作の太刀は、板目に杢目を交え、総体に細かく肌立ち、縮緬肌状となる地鉄に、地沸が微塵につき、地景細かく入り、地斑映りが立つ。刃文は直刃調に小丁子・小互の目が交じり、小足・葉入り、匂勝ちに小沸がつき、金筋・砂流しがかかる。帽子は乱れ込み、小丸ごころに掃きかける。鎬の高い造り込みや細かに掃きかける帽子には大和気質が窺われ、備後物によく見られる大和気質と青江風の混在する出来口を示す。また、棟寄りに乱れ映りが、刃寄りには直ぐ状の映りが立つ作もみられる。

親次の作刀は現存するものが稀であり、在銘年紀入りの太刀は資料的価値が高い。作風は、一見隣国の青江派さながらであるが、大和伝の作風も取り入れた点に特色がある。現存する作例が少ないながらも、備後における刀剣史を考察する上で貴重な存在である。

歴史的重要度

親次の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物1
特別重要刀剣—
重要刀剣1

名工ランク

伝来

販売中

一文字派

一文字派の他の刀工

  1. 1.恒次Tsunetsugu11指定
  2. 2.資正Sukemasa1指定

親次

親次(Chikatsugu)は、備前の一文字派の刀工です。

徳治に活動しました。

作風は備前伝に属します。

親次の作品には、重要1点が指定されています。