NihontoWatch MonNihontoWatchBETA
MarketEncyclopedia
NihontoWatch Mon

NihontoWatchBETA

マーケット
事典
概要·鑑定·栄誉·指定·伝来·刀姿·銘·系譜·流派
概要鑑定栄誉指定伝来刀姿銘系譜流派
  1. 流派
  2. 長船
  3. 相伝備前
  4. 長義

Chogi

長義

特重
巻 2, 番 18 · 刀

Chogi

長義

評価作品109点

正宗十哲
国備前時代Kenmu (1334–1338)時代区分南北朝流派長船>長義伝法備前伝代1st師匠Sanenaga藤代最上作種別刀工コードCHO10
5重要文化財
6重要美術品
3御物
32特別重要刀剣63重要刀剣

概要

長義は南北朝時代を代表する備前の名工であり、相伝備前と呼称される同時代の多くの備前鍛冶の中で、公刊された資料が繰り返し「兼光と並んで傑れた技術を示す刀工」と記す存在である。一説に長船真長の後裔と伝え、現存する作刀の年紀は貞和より康暦に及び、延文・貞治の最盛期に活躍した。その作風には匂勝ちのものと地刃の沸が強いものとの両様があり、殊に後者の作例は、兼光以上に相州伝が強調されたために、古来「備前刀の中で最も備前ばなれした刀工は長義也」と称されてきた。

まず見るべきは借り物の似寄りではなく、この工自身の典型の手である。のたれを基調に、大きな互の目・丁子・角ばる刃・尖りごころの刃が密に交じり、処々のたれの頭が二つ寄り合って耳の形に連なる。これがいわゆる耳形の刃で、資料がこの工の見どころとして名指すものである。ある脇指の説明では「耳形の刃を交えた湾れ調の刃文はこの工の典型的なもの」と評され、ある短刀では「のたれ刃の頭が二つに割れた「耳形の刃」」と記される。これこそ最も確かな長義の見どころであり、在銘・極めを問わず諸作に共通して現れる。

刃中の働きは豊富で相州の気が濃い。足・葉よく入り、沸が厚くやや叢につき、金筋・砂流しかかり、飛焼・湯走りを交えて、匂口は明るく、また処々沈みごころとなる。沸の強い作では兼光以上に相州伝が強調されると評されるが、それでも備前の足場を失わず、丁子や山形の乱れが極めを国に繋ぎ止める。

地鉄がこれに応える。板目は肌立ちごころに、地沸厚くつき、地景よく入り、相州の沸の下に淡く、あるいは鮮やかに乱れ映りが立つ。相州の沸を、なお映りを放つ備前の地鉄に重ねるこの二重性こそ、長義を一見して読ませる。帽子は乱れ込み、尖りごころに掃きかけ、処々突き上げて先短く小丸に返るなど、力強く起伏に富む。

姿は南北朝の堂々たる体配で、身幅広く元先の幅差目立たず、反り浅く大鋒に結び、豪壮で大振りである。現存の多くは大磨上無銘の大太刀の磨上で、延文・貞治型の時代色をよく残し、在銘には沸豊かな短刀や応安の年紀ある短刀もある。白眉は山姥切長義、重要文化財にして堀川国広が写したことで名高いが、これは説明書外の伝来史である。

収集の観点では、長義はこれほどの名としては比較的手が届く。藤代の極めは最上作、国宝はないが、白眉は重要文化財で五口を数え、相当数が特別重要刀剣・重要刀剣の折紙を帯び、特別重要は三十二口に及ぶ。伝来も名高く、水戸徳川家・紀州徳川家に伝わり、信濃国飯田藩主堀家や伊東巳代治の旧蔵を経た一口もある。公私の収蔵に分かれ、長義が世に出るのは稀で、その折には大いなる入手となる。

鑑定

相伝備前の祖:乱れ映りの肌立つ地に沸深い大互の目・丁子乱れ

長義は相伝備前の祖であり、相州の作風を行った備前工で、古説に正宗十哲の一人に数えられる。その手は、肌立つ板目に鮮やかな乱れ映りの立つ地に、大きな互の目・丁子乱れを沸深く焼き、金筋・砂流し烈しい。極めは則重に近い。

鑑定の決め手

作品の86%

作品の72%

作品の40%

作品の62%

作風の変遷

相伝備前(典型)

肌立つ板目に地沸厚く地景豊か、乱れ映り鮮やかな地に、大きな互の目・丁子乱れにのたれを交え、沸深く金筋・砂流し・湯走り烈しく焼き、帽子は乱れ込んで尖りごころに掃きかけ、突き上げて小丸に返る。

地鉄 Jigane
刃文 Hamon
帽子 Bōshi
研究

沸豊かな地刃は則重に近いと読まれ、名は数代に及ぶ。

栄誉

正宗十哲Masamune Juttetsu (Ten Brilliant Students of Masamune)

十哲の一人と伝(相伝備前・年代に疑義)

正宗十哲 ― 幕末の『刀剣正纂』(文久2年・1862)に初出する後世の括りで、同書自体が「後人ノ憶説ナレバ、今取ラズ」と注記する。兼光・長義・金重・直綱は年代的に直弟子とは考え難く、則重は新藤五国光門下の相弟子とするのが通説。しかしNBTHK説明には頻繁に言及され、鑑定用語として定着している。名簿には異同があり(直綱に代えて貞宗を数える説、金剛兵衛盛高を来国次または直綱に代える説)、本栄誉は標準的な十工に付す。

指定

国宝—
重要文化財5
重要美術品6
御物3
特別重要刀剣32
重要刀剣63

名工ランク

0.99 (指定作品109点)

刀工の上位1%

伝来

伝来記録43件 の鑑定作品における Chogi

伝来ランク

名家所蔵25点、伝来記録43件

刀工の上位2%

素点:4.01 / 10

刀姿

評価作品109点の分布

銘

評価作品109点の銘の種類

販売中

系譜

師匠Sanenaga
Chogi
弟子(13名)
  1. 1.兼長Kanenaga4 販売中94指定
  2. 2.義景Yoshikage3 販売中67指定
  3. 3.盛景Morikage3 販売中94指定
  4. 4.長守Nagamori1 販売中41指定
  5. 5.長義Nagayoshi
  6. 6.兼永Kanenaga
  7. 7.長守Nagamori
  8. 8.長助Nagasuke
  9. 9.重綱Shigetsuna
  10. 10.重綱Shigetsuna2指定
  11. 11.重吉Shigeyoshi3指定
  12. 12.恒弘Tsunehiro
  13. 13.頼光Yorimitsu1指定

Chogi派

Chogi派の他の刀工

  1. 1.兼長Kanenaga4 販売中94指定
  2. 2.義景Yoshikage3 販売中67指定
  3. 3.長重Nagashige16指定