二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
銘:肥前國住忠次追造之 / 皇紀二千六百年二月日 裏銘:丸鍛肥前國忠吉 刀工:肥前國忠次 流派:肥前伝(佐賀)/ 肥前忠吉正系への追慕作 年代:昭和十五年(1940年)二月 / 肥前国(現在の佐賀県) 鑑定書:日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣 鑑定書(第3035209号・令和六年八月二十三日交付) 外装:打刀拵(赤茶漆塗鞘、龍図縁頭・目貫) 長さ:68.8 cm(二尺二寸七分) 反り:2.0 cm 目釘穴:1個(生茎) 【姿】 鎬造、庵棟、中切先。反りは深く、均整の取れた鳥居反りとなる。 【地肌】 小板目肌が良く詰み、差し込み研ぎによって地の色が深く均一に引き出されている。 【刃文】 匂出来の直刃。区から切先まで細く、破綻なく続く。 【帽子】 直ぐに小丸へ返る。 【ハバキ】 銅一重 【説明】 本作は、愛刀家にとってこれ以上ないほど明快な銘文が刻まれた一振りです。 表銘には「肥前國住忠次追造之」とあり、肥前の刀工・忠次が先達への追慕を込めて製作したことを示しています。続けて「皇紀二千六百年二月日」と、紀元二千六百年(昭和十五年)二月の年紀が刻まれています。 さらに裏銘には、彼が何を理想としたかを明示する「丸鍛肥前國忠吉」の文字があり、肥前正系である忠吉の作風を狙ったものであることが分かります。 本作は2024年8月23日付で日本美術刀剣保存協会の「保存刀剣」に合格しており、銘文も正真として全銘が登録されています。 長さは二尺二寸七分(68.8cm)、反りは2.0cm。姿は鎬造・庵棟に中切先が引き締まり、反りは腰に偏らず全体に深くつく優美な鳥居反りを見せています。茎は生茎で目釘穴は一つ。1940年に鍛錬所を離れて以来、磨上げや改刻などの手が一切加わっていない当時のままの状態を保っています。 刃文は意図的に匂口を締めた直刃で、肥前刀の真髄である静謐な美しさを体現しています。地鉄は小板目が緻密に詰み、差し込み研ぎの効果で地刃のコントラストが強調され、古風な趣を湛えています。 外装は赤茶漆塗の鞘に、力強い龍の図を配した縁頭と目貫を設えた、格調高い打刀拵が付属します。 歴史的背景を持つ年紀と、肥前刀の伝統に対する刀工の敬意が込められた、資料的価値も高い優品です。
在銘 · Hizen · 昭和 · 長さ 68.8cm · 反り 2cm











































肥前 · 1926-1989頃
現在1点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトReturns/exchanges only for manufactured defects or incorrect products; notify within 72 hours of delivery. Cancellation only within 2 hours of placing. Customer pays return shipping. Refund within 3 business days of package arrival.
$4,400
銘:肥前國住忠次追造之 / 皇紀二千六百年二月日 裏銘:丸鍛肥前國忠吉 刀工:肥前國忠次 流派:肥前伝(佐賀)/ 肥前忠吉正系への追慕作 年代:昭和十五年(1940年)二月 / 肥前国(現在の佐賀県) 鑑定書:日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣 鑑定書(第3035209号・令和六年八月二十三日交付) 外装:打刀拵(赤茶漆塗鞘、龍図縁頭・目貫) 長さ:68.8 cm(二尺二寸七分) 反り:2.0 cm 目釘穴:1個(生茎) 【姿】 鎬造、庵棟、中切先。反りは深く、均整の取れた鳥居反りとなる。 【地肌】 小板目肌が良く詰み、差し込み研ぎによって地の色が深く均一に引き出されている。 【刃文】 匂出来の直刃。区から切先まで細く、破綻なく続く。 【帽子】 直ぐに小丸へ返る。 【ハバキ】 銅一重 【説明】 本作は、愛刀家にとってこれ以上ないほど明快な銘文が刻まれた一振りです。 表銘には「肥前國住忠次追造之」とあり、肥前の刀工・忠次が先達への追慕を込めて製作したことを示しています。続けて「皇紀二千六百年二月日」と、紀元二千六百年(昭和十五年)二月の年紀が刻まれています。 さらに裏銘には、彼が何を理想としたかを明示する「丸鍛肥前國忠吉」の文字があり、肥前正系である忠吉の作風を狙ったものであることが分かります。 本作は2024年8月23日付で日本美術刀剣保存協会の「保存刀剣」に合格しており、銘文も正真として全銘が登録されています。 長さは二尺二寸七分(68.8cm)、反りは2.0cm。姿は鎬造・庵棟に中切先が引き締まり、反りは腰に偏らず全体に深くつく優美な鳥居反りを見せています。茎は生茎で目釘穴は一つ。1940年に鍛錬所を離れて以来、磨上げや改刻などの手が一切加わっていない当時のままの状態を保っています。 刃文は意図的に匂口を締めた直刃で、肥前刀の真髄である静謐な美しさを体現しています。地鉄は小板目が緻密に詰み、差し込み研ぎの効果で地刃のコントラストが強調され、古風な趣を湛えています。 外装は赤茶漆塗の鞘に、力強い龍の図を配した縁頭と目貫を設えた、格調高い打刀拵が付属します。 歴史的背景を持つ年紀と、肥前刀の伝統に対する刀工の敬意が込められた、資料的価値も高い優品です。
在銘 · Hizen · 昭和 · 長さ 68.8cm · 反り 2cm











































肥前 · 1926-1989頃
現在1点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトReturns/exchanges only for manufactured defects or incorrect products; notify within 72 hours of delivery. Cancellation only within 2 hours of placing. Customer pays return shipping. Refund within 3 business days of package arrival.
$4,400