雲に時雨図透鐔 会津住正阿弥 -Aizu ju Shoami- 縦81.8ミリ 横81.2ミリ 切羽台厚5.6ミリ 重さ152グラム 江戸中期 The middle Edo period 附属 桐箱 会津正阿弥は、全国各地へ展開した正阿弥派のうち、会津を拠点に活動した鐔工の一派であり、鉄地の持ち味を生かした力強い造形を基調として、透彫や象嵌を取り合わせた趣深い作品を残しています。実用性を備えた堅牢な地鉄と、限られた色金を効果的に用いる装飾に特色があり、素朴な鉄味の中に会津金工らしい落ち着きと風格が感じられます。 本作は直径八センチを超える堂々とした鉄地丸形の鐔に、三か所の雲形を大胆に透かし、広い地の各所へ素銅と銀の細線を象嵌して、雲間から降り注ぐ時雨の情景を表した一品です。雲形の透かしを上下から斜めへ展開することで円形の画面に軽快な動きを与え、暗い鉄地を走る素銅の温かな色調と銀の澄んだ輝きが、雨脚の強弱や遠近を思わせる変化を生み出しており、装飾を抑えた構成でありながら、静かな雨空の情趣が豊かに伝わってきます。 表裏に共通する意匠を配し、切羽台厚5.6ミリ、重さ152グラムという量感を備えた地鉄には、長い年月を経て形成された深い古色と変化に富む肌合いが現れ、手にすると見た目以上の重厚さと確かな造りを感じられます。象嵌による素銅と銀の線は落ち着いた鉄色の中で美しく映え、雲形透の柔らかな輪郭と古雅な鉄味が一体となって、眺めるほどに雨音まで想像させる奥行きのある景色を作り出しています。力強い鉄、静かな透かし、控えめに輝く色金が調和した、拵に合わせても手元で鑑賞しても存在感を楽しめる会津正阿弥の一品です。








販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥88,000
雲に時雨図透鐔 会津住正阿弥 -Aizu ju Shoami- 縦81.8ミリ 横81.2ミリ 切羽台厚5.6ミリ 重さ152グラム 江戸中期 The middle Edo period 附属 桐箱 会津正阿弥は、全国各地へ展開した正阿弥派のうち、会津を拠点に活動した鐔工の一派であり、鉄地の持ち味を生かした力強い造形を基調として、透彫や象嵌を取り合わせた趣深い作品を残しています。実用性を備えた堅牢な地鉄と、限られた色金を効果的に用いる装飾に特色があり、素朴な鉄味の中に会津金工らしい落ち着きと風格が感じられます。 本作は直径八センチを超える堂々とした鉄地丸形の鐔に、三か所の雲形を大胆に透かし、広い地の各所へ素銅と銀の細線を象嵌して、雲間から降り注ぐ時雨の情景を表した一品です。雲形の透かしを上下から斜めへ展開することで円形の画面に軽快な動きを与え、暗い鉄地を走る素銅の温かな色調と銀の澄んだ輝きが、雨脚の強弱や遠近を思わせる変化を生み出しており、装飾を抑えた構成でありながら、静かな雨空の情趣が豊かに伝わってきます。 表裏に共通する意匠を配し、切羽台厚5.6ミリ、重さ152グラムという量感を備えた地鉄には、長い年月を経て形成された深い古色と変化に富む肌合いが現れ、手にすると見た目以上の重厚さと確かな造りを感じられます。象嵌による素銅と銀の線は落ち着いた鉄色の中で美しく映え、雲形透の柔らかな輪郭と古雅な鉄味が一体となって、眺めるほどに雨音まで想像させる奥行きのある景色を作り出しています。力強い鉄、静かな透かし、控えめに輝く色金が調和した、拵に合わせても手元で鑑賞しても存在感を楽しめる会津正阿弥の一品です。








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