室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。
短刀:山村安信(越後) 060126 本作は南北朝時代、越後の刀工・山村安信(やまむら やすのぶ)と極められた短刀です。安信は嘉慶(1387年)から応永(1394年)頃、即ち南北朝末期から室町初期にかけて越後国で活動しました。越後の正信の子であり、京の信国の門人とも伝えられています。山村派は代々武士でありながら作刀にも携わったとされ、後に正信の名を継承したほか、「信国」と銘じたとも言われています。 本作は南北朝末期の短刀の特色を顕著に示した優品です。 長さは九寸四分七厘(28.7cm)。姿は平造り、無樋。約650年という歳月を経ながらも、当初の姿をよく留めている点は極めて貴重と言えます。 南北朝前期の過大な姿に比べれば幾分小振りにはなっているものの、元幅は九分四厘(2.84cm)、先幅も七分三厘(2.21cm)と広く、南北朝期らしい身幅のある姿を保っています。重ねは二分一厘(0.64cm)と、この時期の定法通り比較的薄く仕立てられています。 地鉄は北国物(越後)らしい黒味を帯びた肌合いで、板目に大肌の目立つ杢目を交え、地沸が厚くつく実に見事な鍛えを見せています。この年代の作としては地鉄の状態は驚くほど健全で、致命的な欠点や肌の荒れも認められません。 刃文は直調に浅い湾れ(のたれ)に互の目(ぐのめ)を交え、刃中の働きも豊富です。沸が厚くつき、所々に二重刃ごころが見て取れます。帽子は小丸に返り、沸づいた刃縁はそのまま棟を二寸ほど焼き下げています。























越後 · 1394-1428頃
藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位49%
現在2点販売中
室町時代
室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトThree-day inspection period and seven-day return period; buyer notifies by email within three days of receipt, no reason needed; full refund once item returned undamaged and unaltered.
$6,500
短刀:山村安信(越後) 060126 本作は南北朝時代、越後の刀工・山村安信(やまむら やすのぶ)と極められた短刀です。安信は嘉慶(1387年)から応永(1394年)頃、即ち南北朝末期から室町初期にかけて越後国で活動しました。越後の正信の子であり、京の信国の門人とも伝えられています。山村派は代々武士でありながら作刀にも携わったとされ、後に正信の名を継承したほか、「信国」と銘じたとも言われています。 本作は南北朝末期の短刀の特色を顕著に示した優品です。 長さは九寸四分七厘(28.7cm)。姿は平造り、無樋。約650年という歳月を経ながらも、当初の姿をよく留めている点は極めて貴重と言えます。 南北朝前期の過大な姿に比べれば幾分小振りにはなっているものの、元幅は九分四厘(2.84cm)、先幅も七分三厘(2.21cm)と広く、南北朝期らしい身幅のある姿を保っています。重ねは二分一厘(0.64cm)と、この時期の定法通り比較的薄く仕立てられています。 地鉄は北国物(越後)らしい黒味を帯びた肌合いで、板目に大肌の目立つ杢目を交え、地沸が厚くつく実に見事な鍛えを見せています。この年代の作としては地鉄の状態は驚くほど健全で、致命的な欠点や肌の荒れも認められません。 刃文は直調に浅い湾れ(のたれ)に互の目(ぐのめ)を交え、刃中の働きも豊富です。沸が厚くつき、所々に二重刃ごころが見て取れます。帽子は小丸に返り、沸づいた刃縁はそのまま棟を二寸ほど焼き下げています。























越後 · 1394-1428頃
藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位49%
現在2点販売中
室町時代
室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトThree-day inspection period and seven-day return period; buyer notifies by email within three days of receipt, no reason needed; full refund once item returned undamaged and unaltered.
$6,500