二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
遠州住磯部一貫斎光廣鍛之 -Enshu ju Isobe Ikkansai Mitsuhiro- 刃長68.1センチ 反り1.85センチ 元幅32.8ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅26.0ミリ 横手位置幅22.5ミリ 物打重ね5.7ミリ 松葉先重ね5.4ミリ 目釘穴1個 裸身重量817グラム 昭和41年(1966) The middle period of Showa period 昭和42年2月9日 静岡県登録 附属 白鞘、素銅はばき 磯部一貫斎光廣は、本名を磯部光司といい、大正4年(1915)9月10日生まれ。宮口一貫齋寿廣の門人として鍛刀を学び、宮口一貫齋恒寿に続いて「一貫斎」を襲名するとともに、師寿廣より「廣」の一字を賜って光廣と銘しました。全日本刀匠会会員として活動し、昭和35年には努力賞を受賞、その後も精力的に作刀コンクールへの出品を重ね、多数の入選経験を持つ刀匠です。古名刀の研究にも取り組み、徳川家康ゆかりの久能山東照宮所蔵「妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ」の写しを手掛けたことでも知られ、昭和から平成にかけて長く作刀を続けました。 本刀は昭和41年8月の作で、新築祝いのために鍛えられた注文打ちとみられる一振です。身幅広く、元先の幅差開き、切先が延びた伸びやかな姿を呈します。地鉄は小板目を基調としながら、先へ行くに従って柾流れが強く現れ、刃文は匂口明るい互の目を焼いて足がよく入り、刃中には細かな砂流しがかかり、ところどころに小さな飛焼も見られます。鋩子は乱れ込んで先丸く返り、写真でも互の目の起伏と足の働きが明瞭に捉えられています。元幅32.8ミリ、元重ね7.2ミリ、裸身817グラムという数値からも、戦後作ながら十分な量感を備えた健全な姿が窺え、光廣の作域を知る上でも興味深い一刀です。 ※委託品
在銘 · 昭和 · 長さ 68.1cm · 反り 1.85cm










Shizuoka · 1926-1989頃
現在4点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥550,000
遠州住磯部一貫斎光廣鍛之 -Enshu ju Isobe Ikkansai Mitsuhiro- 刃長68.1センチ 反り1.85センチ 元幅32.8ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅26.0ミリ 横手位置幅22.5ミリ 物打重ね5.7ミリ 松葉先重ね5.4ミリ 目釘穴1個 裸身重量817グラム 昭和41年(1966) The middle period of Showa period 昭和42年2月9日 静岡県登録 附属 白鞘、素銅はばき 磯部一貫斎光廣は、本名を磯部光司といい、大正4年(1915)9月10日生まれ。宮口一貫齋寿廣の門人として鍛刀を学び、宮口一貫齋恒寿に続いて「一貫斎」を襲名するとともに、師寿廣より「廣」の一字を賜って光廣と銘しました。全日本刀匠会会員として活動し、昭和35年には努力賞を受賞、その後も精力的に作刀コンクールへの出品を重ね、多数の入選経験を持つ刀匠です。古名刀の研究にも取り組み、徳川家康ゆかりの久能山東照宮所蔵「妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ」の写しを手掛けたことでも知られ、昭和から平成にかけて長く作刀を続けました。 本刀は昭和41年8月の作で、新築祝いのために鍛えられた注文打ちとみられる一振です。身幅広く、元先の幅差開き、切先が延びた伸びやかな姿を呈します。地鉄は小板目を基調としながら、先へ行くに従って柾流れが強く現れ、刃文は匂口明るい互の目を焼いて足がよく入り、刃中には細かな砂流しがかかり、ところどころに小さな飛焼も見られます。鋩子は乱れ込んで先丸く返り、写真でも互の目の起伏と足の働きが明瞭に捉えられています。元幅32.8ミリ、元重ね7.2ミリ、裸身817グラムという数値からも、戦後作ながら十分な量感を備えた健全な姿が窺え、光廣の作域を知る上でも興味深い一刀です。 ※委託品
在銘 · 昭和 · 長さ 68.1cm · 反り 1.85cm










Shizuoka · 1926-1989頃
現在4点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥550,000