二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
刃長76.9センチ 反り2.35センチ 元幅35.6ミリ 元重ね8.0ミリ 物打幅26.7ミリ 物打重ね5.6ミリ 横手位置幅24.2ミリ 松葉位置重ね5.2ミリ 目釘穴1個 裸身重量905グラム 昭和58年 The latter period of Showa era 平成29年10月19日 福岡県登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地金着二重はばき、白鞘 昭和2年生まれ。本名を宗勝と言う。福岡市博多区山王に住しました。昭和21年、父である宗正光刀匠に師事し、同30年には新作名刀展に初出品。文化庁長官賞、薫山賞など数多くの特賞を受賞し、平成2年に無鑑査の認定を受けた現代の名工です。 数多の現代刀匠が藤末鎌初の古作を写す中、宗勉刀匠は各伝法をこなすも、虎徹や清麿写しを得意とし、その作品は本歌に迫り、勝るとも劣らない出来栄えで知られます。また、利刀としても名高いため、美術鑑賞刀としてのみでなく、居合や抜刀を嗜む方にも根強い人気があります。 平成27年2月、88歳にて多くの刀剣趣味人に惜しまれながら没しました。 この太刀は豊後行平辺りをイメージして鍛えられた一刀であろうか。常に見る宗勉刀匠の作品とは異なり、直刃の穏やかな出来口を示している。 地鉄は小板目肌所々柾流れ、良く練れて詰み、地沸付き、地景入って極めて精美。あたかも穏やかで波一つ無い凪を見るかのようです。 彫物は表裏共に樋を掻き、佩表の樋中に彫られた龍は宝珠を掴み、勝ち誇ったかのように見据え、佩裏は不動明王を意味するカーンと呼ばれる梵字を力強く浮き彫りに仕上げられています。 各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
Certificate reading — 銘 筑州住宗勉作 昭和五十八年八月吉日
取扱店 刀心










昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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