二つの朝廷、六十年の戦、そして刀剣史上もっとも劇的な姿。幅広の刀身、延びた切先、後代に磨上げられて雄大な刀となった大太刀。相州風がこの時代の様式であった。
初代信国は、来国俊の弟了戒の孫で、正宗の門に学ぶと伝え、信国派は、室町初期にかけて大いに繁栄した。初代信国の弟源五郎信国が豪族山村正信の求めに応じ南北朝時代文和頃に越後に移り、越後で山村信国派を起こし、その子も信国を名乗っている。この刀は、身幅尋常、重ねやや薄く、内反りの鎌倉末期のような品の良い姿で、板目肌がつみ、刃寄り棟寄り流れる地鉄に、直刃調に、小互の目交じり、湯走り・二十刃風掛り、小足入り、小沸よくつき、匂口明るい名品である。
Certificate reading — 無銘(山村)
















越後 · 1368-1375頃
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南北朝時代
二つの朝廷、六十年の戦、そして刀剣史上もっとも劇的な姿。幅広の刀身、延びた切先、後代に磨上げられて雄大な刀となった大太刀。相州風がこの時代の様式であった。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
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