二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
播磨大掾藤原忠国は、初代忠吉の弟である吉家の子で名は橋本六郎左衛門。初名は広則。寛永十一年(1634)に播磨大掾を受領し、忠国と改名します。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘します。寛永ころから寛文にかけて作品が残されています。老後は播磨入道休鉄と称しました。播磨大掾藤原忠国、肥前住播磨大掾藤原忠国、肥前住播磨入道藤原休鉄などと銘切りしました。彼は肥前国の脇肥前と称される一派の中でも特に抜きん出た刀工であり、虻の目と云われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。本作は四代忠国による一振です。 本刀体配は刃長が一尺八寸七分、身幅尋常、元先でやや幅差つき、反り適度、中切っ先が延びごころとなり、表裏で棒樋を掻き流し、全体引き締まって品のある刀姿を呈します。地鉄は綺麗に整った小板目肌で、地沸よくつき、細かに地景が入ります。刃文は互の目を主として丁子交じり、総体に焼巾広く華やかで、刃中に足入り、沸筋が掛かるなどして働き、刃縁に沸つき、明るく冴えます。帽子はそのまま乱れて、先小丸に返ります。茎は生ぶ、筋違鑢目で、刀工銘を切ります。本作は小板目肌潤って整い、互の目主調で丁子交じりの華やかな乱れ刃がよく冴えた、四代・播磨大掾藤原忠国の優刀です。白鞘、銀着二重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
取扱店 銀座誠友堂






















販売店の記載のまま
肥前 · 1711-1716頃
刀剣大鑑 上位60%
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江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).
¥750,000