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事典
鑑定

説明

刃長69.5センチ 反り2.12センチ 元幅30.4ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅23.6ミリ 物打重ね5.6ミリ 横手位置幅20.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量696グラム。 拵に納めて鞘を払った重量930グラム。 江戸前期 The early period of Edo era 令和4年4月12日 東京都登録 附属 保存刀剣鑑定書、素銅地赤銅着はばき、黒石目塗鞘打刀拵 周防国二王派は、保延頃の清真、または清平を祖として始まると伝えていますが、確実な遺作は確認されておらず、今日では清綱を事実上の祖としています。 清綱の現存する作例では「文永二年三月 清綱」と書き下し銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、以後同銘は室町時代まで連綿と続いています。 周防国には東大寺などの寺領が多く存在し、二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられており、二王の名の由来については諸説あるものの、周防国の仁王堂が火事に遭った時、仁王像を繋いでいた鎖を清綱の太刀で断ち切って、仁王像を救い出したことに由来するとされるものが通説となっています。 この刀は個銘極め迄はなされていないものの、江戸前期の二王物と極められた一刀です。元先の幅差開いて切先やや延びごころで、腰元よりやや上から反り始める室町時代の太刀と刀の併用姿が美しく、地鉄は杢目が緻密に練れて詰み、地景入る。刃文は中直刃で刃縁地鉄に絡んで金筋や砂流を見せ、打除ごころの刃交じり、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。 附属の拵は鞘に返角と小柄笄櫃がついている。柄にガタツキは無くしっかりしているが、鐔と切羽を替えないことには小柄と笄を納めることはできません。お好みの両櫃穴付きの鐔と切羽に替えて、小柄笄を鞘に納めてお楽しみ頂きればと思います。 鞘を払って構えてみると手元重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。特筆すべき鍛錬疵もなく、鑑賞刀としても楽しめる作品です。

鑑定書読取

Certificate reading — 無銘(新刀二王)

NihontoWatch MonNihontoWatch
MarketEncyclopediaKantei
刀剣›二王›無銘(新刀二王)- 2-1739
刀保存
二王

無銘(新刀二王)- 2-1739

無銘 · Nio · 新刀 · 長さ 69.5cm · 反り 2.12cm

¥495,000
販売店のサイトへ →
二王 — 1 of 17
二王 — 2 of 17
二王 — 3 of 17
二王 — 4 of 17
二王 — 5 of 17
二王 — 6 of 17
二王 — 7 of 17
二王 — 8 of 17
二王 — 9 of 17
二王 — 10 of 17
二王 — 11 of 17
二王 — 12 of 17
二王 — 13 of 17
二王 — 14 of 17
二王 — 15 of 17
二王 — 16 of 17
二王 — 17 of 17
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二王 — 1 of 17二王 — 2 of 17二王 — 3 of 17二王 — 4 of 17二王 — 5 of 17二王 — 6 of 17二王 — 7 of 17二王 — 8 of 17二王 — 9 of 17二王 — 10 of 17二王 — 11 of 17二王 — 12 of 17二王 — 13 of 17二王 — 14 of 17二王 — 15 of 17二王 — 16 of 17二王 — 17 of 17
法量・詳細
刀工
二王
種別
刀
流派
Nio
活動期
1504–1521年頃(Eisho)
国
周防
銘
無銘(在銘率 100%)
法量
長さ 69.5cm反り 2.12cm元幅 3.04cm先幅 2.36cm重ね 0.72cm重量 696g
説明

刃長69.5センチ 反り2.12センチ 元幅30.4ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅23.6ミリ 物打重ね5.6ミリ 横手位置幅20.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量696グラム。 拵に納めて鞘を払った重量930グラム。 江戸前期 The early period of Edo era 令和4年4月12日 東京都登録 附属 保存刀剣鑑定書、素銅地赤銅着はばき、黒石目塗鞘打刀拵 周防国二王派は、保延頃の清真、または清平を祖として始まると伝えていますが、確実な遺作は確認されておらず、今日では清綱を事実上の祖としています。 清綱の現存する作例では「文永二年三月 清綱」と書き下し銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、以後同銘は室町時代まで連綿と続いています。 周防国には東大寺などの寺領が多く存在し、二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられており、二王の名の由来については諸説あるものの、周防国の仁王堂が火事に遭った時、仁王像を繋いでいた鎖を清綱の太刀で断ち切って、仁王像を救い出したことに由来するとされるものが通説となっています。 この刀は個銘極め迄はなされていないものの、江戸前期の二王物と極められた一刀です。元先の幅差開いて切先やや延びごころで、腰元よりやや上から反り始める室町時代の太刀と刀の併用姿が美しく、地鉄は杢目が緻密に練れて詰み、地景入る。刃文は中直刃で刃縁地鉄に絡んで金筋や砂流を見せ、打除ごころの刃交じり、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。 附属の拵は鞘に返角と小柄笄櫃がついている。柄にガタツキは無くしっかりしているが、鐔と切羽を替えないことには小柄と笄を納めることはできません。お好みの両櫃穴付きの鐔と切羽に替えて、小柄笄を鞘に納めてお楽しみ頂きればと思います。 鞘を払って構えてみると手元重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。特筆すべき鍛錬疵もなく、鑑賞刀としても楽しめる作品です。

作者について

二王

脇物 · 周防 · 1504-1521頃

現在2点販売中

›

歴史的重要度

二王の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定1口
重要刀剣
1
二王の作 2点が現在販売中→
二王 — 詳細脇物派
流派について

二王

脇物 · 周防

現在13点販売中

›

周防国二王派は、山陽道の西端、大和より海路と陸路で結ばれたこの国に興った古刀の一派である。保延頃の清真または清平を祖と伝えるが、いずれにも確かな遺作を見ず、今日では鎌倉時代の清綱を事実上の祖と仰ぐ。同派の在銘作として最も古いのは「文永二年三月 清綱」[[c:1]]と書き下しの銘をもつ太刀で、厳島神社に伝わり、初代を鑑する基準作とされる。次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、清綱の名が鎌倉末より南北朝、室町を経て新刀期に至るまで代を重ねて続いたことを示す。二王の呼称は同国仁保庄に居住したことに由来するとの説が有力である。周防には東大寺をはじめとする寺領が多く存し、二王派の作風に大和色が濃いのは、この大和本国との交流に負うものと考えられている。 構成員がそろって記すのは、柾がかって肌立つ地と、湿りをふくんだ直刃調の刃である。鍛えは板目に杢や流れ肌を交え、処々強く流れて柾がかり、細かに肌立ち、地沸がつき、地景の入るものもある。刃文は細直刃を基調とし、小互の目、小乱れ、小のたれを交え、小足・葉が入り、刃縁にほつれ・打のけ・喰違刃を見せ、小沸つき、金筋・砂流しがかかる。そして地鉄には冴えた映りではなく白け映りが立ち、これと対をなして匂口がうるむ。この白け映りとうるみの取り合わせこそ、構成員が立ち返って同派の個性と名指すところである。帽子は直ぐに小丸へ返るものが多い。鎌倉末期の古二王、すなわち清綱の手は、太刀が細身で鎬高く腰反り高い姿を示し、短刀は平造でわずかに内反りつく。これに対し応永頃の清永ら後代の末二王は、小板目のよく約んだ地に流れ柾を交え、身幅広く反りの浅い平造短刀を多く遺し、櫃内に鶴亀や二王の彫を施す作も見せて、古二王の静けさからやや作域を広げる。 鑑定の勘所は、拠り所を同じくする大和や青江、山城来の直刃とどう分かつかにある。流れて柾がかる鍛えは大和の血脈を望ませ、細直刃の素地は来を望ませるが、来や手掻に見る冴えた匂口は、ここではより湿った沈みごころの態に替わる。白け映りとうるみの一方ではなく、その二つが地と刃に並び立つことが、同派を他と分かつ見どころである。在銘の太刀・短刀は棟寄りに細鏨の二字銘を切り、原鑢の鷹の羽を残すものがあり、これを古い手の清綱の典型として初代に充てる。無銘大磨上の刀は、流れて柾がかり肌立った鍛え、白け映り、うるみ刃文という同じ拠り所を裏から読んで極められる。主要工としては事実上の祖たる清綱が同派を測る代であり、末二王の清永がこれに次いで一派の継続を支える。遺例は確実なものこそ多くないが、最古手の在銘太刀をはじめ在銘・無銘の数口が基準作に列なり、地刃に緩みなく同派の特色をよくあらわす。来歴の遺るところには格があり、ある太刀は徳川宗家の手を経て後に美術館へ納まり、在銘の一口は大阪の旧蔵を経て伝来し、年紀の基準作は厳島神社に伝存する。鷹の羽の鑢目と古い二字銘を残した在銘の清綱は、西国の鎌倉作を集める者が出会い得る最も稀なもののひとつで、現れたときには一里塚となる。 詳しく見る →

14名の刀工指定73口
主要刀工
刀工時代指定
清綱1293-129910
直國1848-18540
方清1688-17040
長正1528-15320
方清1661-16730
二王流派を見る →

歴史的背景

室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。

室町時代 →

NBTHK鑑定書
Hozon Tōken保存刀剣
Sword Worthy of Preservation
›

銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。

無銘(新刀二王)
鑑定書記載
NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
刀
刀心
🇯🇵日本から発送
›
✓認証販売店shop.nihontou.jp
決済通貨:JPY
✓海外発送可銀行振込クレジットカード
返品ポリシー

お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。

刀心の出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

二王の他の作

すべて見る →
刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Nio - 無銘(二王/小笠原長旨) 2-553Katana - Tokuho - by Nio - 無銘(二王/小笠原長旨) 2-553

刀

作二王
63cm·江戸
¥1,760,000

二王の売約済み

Bushido Antique Japanese Swords
特別保存
Katana - Tokuho - by Nio - 二王 刀Katana - Tokuho - by Nio - 二王 刀
売切れ

刀

作二王
62.2cm·鎌倉
売却済

Nio派の作

すべて見る →
刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Naokiyo - 長州住二王直清作 元治二年二月日(二代)- Choshu ju Nio Naokiyo(2nd Gen) - 2-1218Katana - Tokuho - by Naokiyo - 長州住二王直清作 元治二年二月日(二代)- Choshu ju Nio Naokiyo(2nd Gen) - 2-1218

刀

作直清
72.66cm·Kaei (1848-1854)
¥1,100,000
刀剣小町
Katana - by Nio School - 刀 白鞘入りKatana - by Nio School - 刀 白鞘入り

刀

作二王派
69.3cm·室町
¥360,000
刀剣杉田
重要
Katana - Jūyō - by Nio Kiyozane - 二王清實作 (周防)(山陽道) (第24回重要刀剣)Katana - Jūyō - by Nio Kiyozane - 二王清實作 (周防)(山陽道) (第24回重要刀剣)

刀

作清實
70.5cm·Eikyo (1429-1441)
¥5,800,000
刀心
Naginata - by Nio School - 長府住清俊作 安政六年八月日- Chofu ju Kiyotoshi- 6-081Naginata - by Nio School - 長府住清俊作 安政六年八月日- Chofu ju Kiyotoshi- 6-081

薙刀

作二王派
37.1cm·新々刀
¥330,000
刀剣杉田
特別保存
Katana - Tokuho - by Nio School - 長州住二王清定 (長門)(山陽道)Katana - Tokuho - by Nio School - 長州住二王清定 (長門)(山陽道)

刀

作二王派
新刀
お問い合わせ
刀心
Katana - by Nio Kiyosada - 二王清貞作 -Nio Kiyosada- 2-1898Katana - by Nio Kiyosada - 二王清貞作 -Nio Kiyosada- 2-1898

刀

作清貞
63.2cm·室町
¥297,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
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甲冑武具

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刃長69.5センチ 反り2.12センチ 元幅30.4ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅23.6ミリ 物打重ね5.6ミリ 横手位置幅20.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量696グラム。 拵に納めて鞘を払った重量930グラム。 江戸前期 The early period of Edo era 令和4年4月12日 東京都登録 附属 保存刀剣鑑定書、素銅地赤銅着はばき、黒石目塗鞘打刀拵 周防国二王派は、保延頃の清真、または清平を祖として始まると伝えていますが、確実な遺作は確認されておらず、今日では清綱を事実上の祖としています。 清綱の現存する作例では「文永二年三月 清綱」と書き下し銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、以後同銘は室町時代まで連綿と続いています。 周防国には東大寺などの寺領が多く存在し、二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられており、二王の名の由来については諸説あるものの、周防国の仁王堂が火事に遭った時、仁王像を繋いでいた鎖を清綱の太刀で断ち切って、仁王像を救い出したことに由来するとされるものが通説となっています。 この刀は個銘極め迄はなされていないものの、江戸前期の二王物と極められた一刀です。元先の幅差開いて切先やや延びごころで、腰元よりやや上から反り始める室町時代の太刀と刀の併用姿が美しく、地鉄は杢目が緻密に練れて詰み、地景入る。刃文は中直刃で刃縁地鉄に絡んで金筋や砂流を見せ、打除ごころの刃交じり、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。 附属の拵は鞘に返角と小柄笄櫃がついている。柄にガタツキは無くしっかりしているが、鐔と切羽を替えないことには小柄と笄を納めることはできません。お好みの両櫃穴付きの鐔と切羽に替えて、小柄笄を鞘に納めてお楽しみ頂きればと思います。 鞘を払って構えてみると手元重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。特筆すべき鍛錬疵もなく、鑑賞刀としても楽しめる作品です。

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刀剣›二王›無銘(新刀二王)- 2-1739
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二王

無銘(新刀二王)- 2-1739

無銘 · Nio · 新刀 · 長さ 69.5cm · 反り 2.12cm

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二王 — 4 of 17
二王 — 5 of 17
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二王 — 10 of 17
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二王 — 12 of 17
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二王 — 14 of 17
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法量・詳細
刀工
二王
種別
刀
流派
Nio
活動期
1504–1521年頃(Eisho)
国
周防
銘
無銘(在銘率 100%)
法量
長さ 69.5cm反り 2.12cm元幅 3.04cm先幅 2.36cm重ね 0.72cm重量 696g
説明

刃長69.5センチ 反り2.12センチ 元幅30.4ミリ 元重ね7.2ミリ 物打幅23.6ミリ 物打重ね5.6ミリ 横手位置幅20.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量696グラム。 拵に納めて鞘を払った重量930グラム。 江戸前期 The early period of Edo era 令和4年4月12日 東京都登録 附属 保存刀剣鑑定書、素銅地赤銅着はばき、黒石目塗鞘打刀拵 周防国二王派は、保延頃の清真、または清平を祖として始まると伝えていますが、確実な遺作は確認されておらず、今日では清綱を事実上の祖としています。 清綱の現存する作例では「文永二年三月 清綱」と書き下し銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、以後同銘は室町時代まで連綿と続いています。 周防国には東大寺などの寺領が多く存在し、二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられており、二王の名の由来については諸説あるものの、周防国の仁王堂が火事に遭った時、仁王像を繋いでいた鎖を清綱の太刀で断ち切って、仁王像を救い出したことに由来するとされるものが通説となっています。 この刀は個銘極め迄はなされていないものの、江戸前期の二王物と極められた一刀です。元先の幅差開いて切先やや延びごころで、腰元よりやや上から反り始める室町時代の太刀と刀の併用姿が美しく、地鉄は杢目が緻密に練れて詰み、地景入る。刃文は中直刃で刃縁地鉄に絡んで金筋や砂流を見せ、打除ごころの刃交じり、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。 附属の拵は鞘に返角と小柄笄櫃がついている。柄にガタツキは無くしっかりしているが、鐔と切羽を替えないことには小柄と笄を納めることはできません。お好みの両櫃穴付きの鐔と切羽に替えて、小柄笄を鞘に納めてお楽しみ頂きればと思います。 鞘を払って構えてみると手元重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。特筆すべき鍛錬疵もなく、鑑賞刀としても楽しめる作品です。

作者について

二王

脇物 · 周防 · 1504-1521頃

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歴史的重要度

二王の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
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指定の実績
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重要刀剣
1
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流派について

二王

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周防国二王派は、山陽道の西端、大和より海路と陸路で結ばれたこの国に興った古刀の一派である。保延頃の清真または清平を祖と伝えるが、いずれにも確かな遺作を見ず、今日では鎌倉時代の清綱を事実上の祖と仰ぐ。同派の在銘作として最も古いのは「文永二年三月 清綱」[[c:1]]と書き下しの銘をもつ太刀で、厳島神社に伝わり、初代を鑑する基準作とされる。次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、清綱の名が鎌倉末より南北朝、室町を経て新刀期に至るまで代を重ねて続いたことを示す。二王の呼称は同国仁保庄に居住したことに由来するとの説が有力である。周防には東大寺をはじめとする寺領が多く存し、二王派の作風に大和色が濃いのは、この大和本国との交流に負うものと考えられている。 構成員がそろって記すのは、柾がかって肌立つ地と、湿りをふくんだ直刃調の刃である。鍛えは板目に杢や流れ肌を交え、処々強く流れて柾がかり、細かに肌立ち、地沸がつき、地景の入るものもある。刃文は細直刃を基調とし、小互の目、小乱れ、小のたれを交え、小足・葉が入り、刃縁にほつれ・打のけ・喰違刃を見せ、小沸つき、金筋・砂流しがかかる。そして地鉄には冴えた映りではなく白け映りが立ち、これと対をなして匂口がうるむ。この白け映りとうるみの取り合わせこそ、構成員が立ち返って同派の個性と名指すところである。帽子は直ぐに小丸へ返るものが多い。鎌倉末期の古二王、すなわち清綱の手は、太刀が細身で鎬高く腰反り高い姿を示し、短刀は平造でわずかに内反りつく。これに対し応永頃の清永ら後代の末二王は、小板目のよく約んだ地に流れ柾を交え、身幅広く反りの浅い平造短刀を多く遺し、櫃内に鶴亀や二王の彫を施す作も見せて、古二王の静けさからやや作域を広げる。 鑑定の勘所は、拠り所を同じくする大和や青江、山城来の直刃とどう分かつかにある。流れて柾がかる鍛えは大和の血脈を望ませ、細直刃の素地は来を望ませるが、来や手掻に見る冴えた匂口は、ここではより湿った沈みごころの態に替わる。白け映りとうるみの一方ではなく、その二つが地と刃に並び立つことが、同派を他と分かつ見どころである。在銘の太刀・短刀は棟寄りに細鏨の二字銘を切り、原鑢の鷹の羽を残すものがあり、これを古い手の清綱の典型として初代に充てる。無銘大磨上の刀は、流れて柾がかり肌立った鍛え、白け映り、うるみ刃文という同じ拠り所を裏から読んで極められる。主要工としては事実上の祖たる清綱が同派を測る代であり、末二王の清永がこれに次いで一派の継続を支える。遺例は確実なものこそ多くないが、最古手の在銘太刀をはじめ在銘・無銘の数口が基準作に列なり、地刃に緩みなく同派の特色をよくあらわす。来歴の遺るところには格があり、ある太刀は徳川宗家の手を経て後に美術館へ納まり、在銘の一口は大阪の旧蔵を経て伝来し、年紀の基準作は厳島神社に伝存する。鷹の羽の鑢目と古い二字銘を残した在銘の清綱は、西国の鎌倉作を集める者が出会い得る最も稀なもののひとつで、現れたときには一里塚となる。 詳しく見る →

14名の刀工指定73口
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清綱1293-129910
直國1848-18540
方清1688-17040
長正1528-15320
方清1661-16730
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歴史的背景

室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。

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NBTHK鑑定書
Hozon Tōken保存刀剣
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刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Nio - 無銘(二王/小笠原長旨) 2-553Katana - Tokuho - by Nio - 無銘(二王/小笠原長旨) 2-553

刀

作二王
63cm·江戸
¥1,760,000

二王の売約済み

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特別保存
Katana - Tokuho - by Nio - 二王 刀Katana - Tokuho - by Nio - 二王 刀
売切れ

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62.2cm·鎌倉
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刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Naokiyo - 長州住二王直清作 元治二年二月日(二代)- Choshu ju Nio Naokiyo(2nd Gen) - 2-1218Katana - Tokuho - by Naokiyo - 長州住二王直清作 元治二年二月日(二代)- Choshu ju Nio Naokiyo(2nd Gen) - 2-1218

刀

作直清
72.66cm·Kaei (1848-1854)
¥1,100,000
刀剣小町
Katana - by Nio School - 刀 白鞘入りKatana - by Nio School - 刀 白鞘入り

刀

作二王派
69.3cm·室町
¥360,000
刀剣杉田
重要
Katana - Jūyō - by Nio Kiyozane - 二王清實作 (周防)(山陽道) (第24回重要刀剣)Katana - Jūyō - by Nio Kiyozane - 二王清實作 (周防)(山陽道) (第24回重要刀剣)

刀

作清實
70.5cm·Eikyo (1429-1441)
¥5,800,000
刀心
Naginata - by Nio School - 長府住清俊作 安政六年八月日- Chofu ju Kiyotoshi- 6-081Naginata - by Nio School - 長府住清俊作 安政六年八月日- Chofu ju Kiyotoshi- 6-081

薙刀

作二王派
37.1cm·新々刀
¥330,000
刀剣杉田
特別保存
Katana - Tokuho - by Nio School - 長州住二王清定 (長門)(山陽道)Katana - Tokuho - by Nio School - 長州住二王清定 (長門)(山陽道)

刀

作二王派
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刀心
Katana - by Nio Kiyosada - 二王清貞作 -Nio Kiyosada- 2-1898Katana - by Nio Kiyosada - 二王清貞作 -Nio Kiyosada- 2-1898

刀

作清貞
63.2cm·室町
¥297,000

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