二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
出羽大掾國路門。國路の子或いは門人と言う。寛永11年8月頃、江戸に駐槌。寛永14年迄に越前大掾を受領。後年越前守に転任し、晩年は肥後熊本に移り住み、肥後の林又七に鍛錬の秘奥を伝授したと伝えられ、國路との合作も見られます。 この槍は両鎬造でケラ首は円形。表に細く短目の樋を丈比べの如く互い違いに掻き、裏は短く太目の樋を腰寄りに掻いていおり、形状は刃線を軽く絞って先を張らせ、フクラ豊かに、なんとも言えぬ曲線美を織りなしています。 地鉄は柾気が強い小板目がよく練れて少しく肌立ち、堀川系であることを物語り、刃文は直刃基調に刃縁に砂流が見られ、解れ風の刃を伴い、鋩子は直ぐ焼き上げられ、真面目な研磨が施されているので、見た目にもスキッとした名槍です。 ケラ首下部15.5ミリ。茎長さ約29.85センチ。
Certificate reading — 銘 越前守国次









越前 · 1624-1644頃
刀剣大鑑 上位60%
現在1点販売中
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥440,000