1800年前後、水心子正秀は著述をもって、鍛刀は古作の法に立ち返るべしと説いた。復古刀の運動である。最大の後継者直胤は、数百年絶えていた備前伝と相州伝を確信をもって再現した。
Ginza Choshuya 東京都中央区銀座3-10-4 月–土 9:30–17:30 伊豆韮山代官江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもん ひでたつ)は、洋学と兵学を研究し、黒船来航時には江戸湾防備の要として御台場の築造を主導した英傑。幼少期より武術錬磨に余念なく、文政元年十八歳の時に江戸の剣客岡田十内吉利の撃剣館道場に入門している。山浦真雄が剣術家として作刀に関心を抱き、鍛刀道へと進んだように、江川も作刀を研究すべく、文政十年三月十一日(二十七歳)に大慶直胤に入門している。本所の江川屋敷(台東区亀沢一番地)から下谷御徒町の直胤宅(台東区上野五丁目十一番十一)まで足繫く通っており(江川文庫蔵『滞府中日記』)、親子程も離れた二人の密なる交流は、安政二年正月十六日江川が亡くなるまで、実に二十八年に及んだのであった。

新々刀 復古の運動
1800年前後、水心子正秀は著述をもって、鍛刀は古作の法に立ち返るべしと説いた。復古刀の運動である。最大の後継者直胤は、数百年絶えていた備前伝と相州伝を確信をもって再現した。
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