鉄地布袋腹仕立研磨地 丸形 砂張象嵌 片櫃孔 赤銅覆輪耳 間鍔の代表工、国友貞栄の在銘鍔です。 貞栄は、泰平の世が続き徳川幕府からの鉄砲の発注の減少により、故郷江州国友村を宝永年間に出て、勢州亀山の松平家に鍔工として抱えられます。そしてその後は松平家の転封に従い、城州、総州佐倉へと追従しています。 作風は、鉄砲の銃身の象嵌を基に発展させたサハリ象嵌工法を主とし、鉄地に大胆に草花等を砂張象嵌し、華やかさはないものの独特な持ち味の作を残しています。 「サハリ象嵌とは白灰色の合金(銅、鉛、亜鉛、白目、銀等の合金)を平象嵌したもの 見た感じより硬度があると言われている」 大胆な熊笹模様、間鍔の魅力をご堪能いただけます。 専用鍔桐箱入り




貞栄
江戸
伊勢
在銘
特別保存
金工 · 伊勢 · 1670頃
現在2点販売中
貞栄の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
金工 · 伊勢
現在11点販売中
間派は、元禄頃(1688〜1704)より伊勢国亀山に住した鐔工の一群であり、その所在地にちなんで「亀山鐔」とも称される。開祖にあたる国友家は、もと近江国の鉄砲鍛冶であった。説示に「元和以来、天下の泰平につれて鉄砲は無用となったところから、鐔工に転じたものも少くない」とあるように、泰平の世の到来とともに軍需技術を鐔制作へと転換した工人群のひとつである。代表工・国友貞栄(くにともさだえい)は亀山に移住後、「火縄銃の象嵌を鐔にこころみた」と伝えられ、銃器装飾に由来する砂張象嵌の技法を鐔制作に確立した。銘は「間」一字を切るものと、国友貞栄・正栄などの個名を切るものとがあり、いずれも同派の工房伝統に連なる作として位置づけられている。 間派の最大の特色は、砂張象嵌(さはりぞうがん)と呼ばれる独自の象嵌技法にある。砂張は銅・錫・鉛からなる合金で、説示に「砂張は古くは正倉院御物の中にもあるが鐔に用いたものはこの一派以外にはない」と明記されるとおり、鐔装飾への応用は間派のみに認められる技法である。作風は「異風」「個性的」と評され、鉄・素銅・山銅などの地金に「大模様の意匠」を施し、「表裏をガラリと変える大胆で秀れた意匠」が高く評価されている。碁石形の造込み、木瓜形や軍配形などの変り形を用い、据文象嵌・高肉彫据文・赤銅平象嵌・焼手くさらかしといった多彩な技法を駆使する。また砂張象嵌に特有の細かな剥落痕については、「決して美観を損なうものではなく、却って作品の雅趣を高める効果を与えている」と説示が述べており、技法固有の景色として積極的に評価されている点が注目される。 間派は、鐔制作において砂張象嵌を用いた唯一の一派として、金工伝統のなかに独自の位置を占める。説示において「意匠にすぐれ、象嵌の味も面白く人気がある」「珍重されている」と繰り返し評されるように、その作品は古くより珍重されてきた。代表工・国友貞栄は「同派の代表工」と称され、その作には「同派の作中もっとも上手な代表的な一枚」との最高評価が与えられている。鉄砲鍛冶としての金属加工技術を平和の世の芸術へと昇華させ、他に類例のない装飾語彙を創出した間派は、江戸中期における最も個性的な地方鐔工群のひとつとして、その伝統的価値が認められている。
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。
鉄地布袋腹仕立研磨地 丸形 砂張象嵌 片櫃孔 赤銅覆輪耳 間鍔の代表工、国友貞栄の在銘鍔です。 貞栄は、泰平の世が続き徳川幕府からの鉄砲の発注の減少により、故郷江州国友村を宝永年間に出て、勢州亀山の松平家に鍔工として抱えられます。そしてその後は松平家の転封に従い、城州、総州佐倉へと追従しています。 作風は、鉄砲の銃身の象嵌を基に発展させたサハリ象嵌工法を主とし、鉄地に大胆に草花等を砂張象嵌し、華やかさはないものの独特な持ち味の作を残しています。 「サハリ象嵌とは白灰色の合金(銅、鉛、亜鉛、白目、銀等の合金)を平象嵌したもの 見た感じより硬度があると言われている」 大胆な熊笹模様、間鍔の魅力をご堪能いただけます。 専用鍔桐箱入り




貞栄
江戸
伊勢
在銘
特別保存
金工 · 伊勢 · 1670頃
現在2点販売中
貞栄の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
金工 · 伊勢
現在11点販売中
間派は、元禄頃(1688〜1704)より伊勢国亀山に住した鐔工の一群であり、その所在地にちなんで「亀山鐔」とも称される。開祖にあたる国友家は、もと近江国の鉄砲鍛冶であった。説示に「元和以来、天下の泰平につれて鉄砲は無用となったところから、鐔工に転じたものも少くない」とあるように、泰平の世の到来とともに軍需技術を鐔制作へと転換した工人群のひとつである。代表工・国友貞栄(くにともさだえい)は亀山に移住後、「火縄銃の象嵌を鐔にこころみた」と伝えられ、銃器装飾に由来する砂張象嵌の技法を鐔制作に確立した。銘は「間」一字を切るものと、国友貞栄・正栄などの個名を切るものとがあり、いずれも同派の工房伝統に連なる作として位置づけられている。 間派の最大の特色は、砂張象嵌(さはりぞうがん)と呼ばれる独自の象嵌技法にある。砂張は銅・錫・鉛からなる合金で、説示に「砂張は古くは正倉院御物の中にもあるが鐔に用いたものはこの一派以外にはない」と明記されるとおり、鐔装飾への応用は間派のみに認められる技法である。作風は「異風」「個性的」と評され、鉄・素銅・山銅などの地金に「大模様の意匠」を施し、「表裏をガラリと変える大胆で秀れた意匠」が高く評価されている。碁石形の造込み、木瓜形や軍配形などの変り形を用い、据文象嵌・高肉彫据文・赤銅平象嵌・焼手くさらかしといった多彩な技法を駆使する。また砂張象嵌に特有の細かな剥落痕については、「決して美観を損なうものではなく、却って作品の雅趣を高める効果を与えている」と説示が述べており、技法固有の景色として積極的に評価されている点が注目される。 間派は、鐔制作において砂張象嵌を用いた唯一の一派として、金工伝統のなかに独自の位置を占める。説示において「意匠にすぐれ、象嵌の味も面白く人気がある」「珍重されている」と繰り返し評されるように、その作品は古くより珍重されてきた。代表工・国友貞栄は「同派の代表工」と称され、その作には「同派の作中もっとも上手な代表的な一枚」との最高評価が与えられている。鉄砲鍛冶としての金属加工技術を平和の世の芸術へと昇華させ、他に類例のない装飾語彙を創出した間派は、江戸中期における最も個性的な地方鐔工群のひとつとして、その伝統的価値が認められている。
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。