徳宗は寛政七年常陸国茨城郡谷津村生まれ、水戸城下に出て初代徳鄰に入門し天保十二年に烈公に抱えられて水戸藩工となる。 多くの門弟を育て新々刀水戸鍛冶の祖と称され、初代勝村徳勝もその門人である。 明冶六年五月五日に七十七歳で没す。 「徳宗」「常陸国水戸住徳宗」「水府住関内徳宗」等と刻銘する。 ※貫級刀(馬針)とは。 貫級刀は馬具の一種で、馬針とも呼ばれます。 本来の用い方は、戦場あるいは狩場において長い時間にわたり馬を走らせると、馬の脚部は鬱血状態になる、 そこで馬針をもって脚部に傷をつけ、一時的に出血を促して馬のコンディションを保つ。 ここに馬針本来の使用目的があったが、次第に形骸化して刀剣外装の装飾的金具となった。 又、小柄笄のように刀装具として用いられたとも言われますが、小柄が小柄・小刀に分かれるのとは異なり、貫級刀は刃と柄が一体成型(共柄:ともえ)で、 両刃であるという特徴があります。 またそのことから穏剣や手裏剣としても用いることが出来たそうです。
取扱店 イーソード
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Norimune
天保(1830-1844)
常陸
在銘
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