1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
Stock number:KA-060220Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon TokenCountry・Era:Musahi(Tokyo)・Edo era 1854Blade length(Cutting edge): 71.5cmCurve(SORI): 1.6cmWidth at the hamachi(Moto-Haba): 3.05cmThickness at the Moto-Kasane: 0.89cmWide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cmThickness at the Saki-Kasane: 0.60cmLength of Koshirae: About 103cmHabaki: One parts, gold foil HabakiSword tang(Nakago): Unaltered,Kiri file patternRivet Holes(Mekugiana): 2Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,IorimuneJigane(Hada): Itame with JinieTemper patterns(Hamon): GunomeTemper patterns in the point(Bohshi): Midare turnRegistration Card: Yamanashi Showa era 1951【Additional Information】藤原久幸造之,藤原久幸作幕府臣川井久幸,幕府士川井久幸などと銘を切る。川井亀太郎。幕府の旗本で江戸小石川に住む。細川正義門人で腕前良く人気刀匠です。この刀は、茎刻銘から六十九歳の時の作品で、新井秀堅という幕末の侍からの注文刀であることがわかります。本作は鎬造りで、未幅も重ねもしっかりとして頗る健体な刀で。地金は板目肌が練れて地沸がつく明るく強そうな鍛地です。刃紋も明るく冴える互の目が乱れる刃で、焼き幅が高すぎず実用に備えたものです。刃中は足入り、砂流しかかり金線が盛んに働き変化に富んで覇気があります。帽子は、そのまま乱れて先はき掛け小丸へ返ります。生ぶ茎。付属する拵は渋く鞘は時代の革巻鞘です。柄も革巻という、実用を重んじた質実剛健な感をうけるもので、飾りが無いようでありながらシックな感じでお洒落感が漂う作です。鍔もなんとなく忍者を想像する六角のもので赤銅覆輪が掛けられるなどして、黒一色にまとめられた拵です。この刀を帯刀していた武士は、ただ者ではない御方であられたろうと推察させられます。藤原久幸の遺作で、短刀と脇差は間々見ますが、刀はあるようで少なく。刃紋も乱れが少なかったように記憶しております。本刀は川井久幸を語るうえで貴重な資料となる刀で、幕末の騒然とした世の中に生きた腕の立つ武士の帯刀であった様子がうかがい知れる一振です。白鞘、金着せ一重はばき、附 皺皮包鞘打刀拵。








武蔵 · 1854-1860頃
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幕末 最後の需要
1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).