二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
信濃守信吉は山城国の刀工で、初代が江戸時代初期 正保頃(1644~)、二代が同時代中期 延宝頃(1673~)を活躍期とします。二代信吉は、初め藤原と称し、後に源と改め、初代同様に京に住み、大阪でも槌を振いました。 本刀刃長は、一尺七寸三分強。身幅元先でやや幅差付き、重ね尋常、反り浅めに中切っ先となる刀姿を呈します。地鉄は板目肌に地沸がよく付きます。焼刃は尖り調子の互の目を主として三本杉風となり、刃中には金線、砂流し等がかかり盛んに働きます。帽子は直ぐとなり先丸く返ります。茎は生ぶ、筋違鑢で刀工銘を切り、菊紋を添えます。山城国出身、信濃守信吉の一作。刃文は、尖り調子の互の目乱れで、三本杉風となるなど、総体華やかな出来を示した優刀です。白鞘、金鍍金二重はばき、黒石目地塗鞘脇差拵、特別保存刀剣鑑定書。日本刀剣保存会鑑定書。








販売店の記載のまま
山城 · 1673-1681頃
藤代 中上作 · 刀剣大鑑 上位63%
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).