銘:唐獅子図目貫 【作品解説】 本作は唐獅子(からじし)を意匠とした目貫です。左右それぞれの目貫に二頭の獅子が駆ける姿が配されており、いずれも躍動感に溢れ、生命力に満ちた造形となっています。彫口も非常に精緻であり、獅子の鋭い牙や爪、そして特徴的な巻き毛の文様まで鮮明に彫り描かれています。 「獅子」は百獣の王であるライオンを指しますが、「唐獅子」は唐の時代(618-907年)に大陸から日本へ伝わった想像上の動物です。本作に見られるように、頭部や首周り、体、尾に美しい巻き毛を持つのが特徴です。仏教において唐獅子は「知恵」の象徴とされ、文殊菩薩の乗り物としても知られています。一説には狛犬のルーツとも言われ、古来より邪気を払い、人や聖域を守護する魔除けの意匠として尊ばれてきました。 ※本品はアンティーク品のため、状態については掲載写真をよくご確認の上、ご検討ください。 【目貫(めぬき)とは】 目貫は日本刀の柄(つか)に備えられる金具の一種です。元来は刀身を柄に固定する「目釘(めくぎ)」の頭を覆うためのものでしたが、時代とともに目釘と分離し、実用性と装飾性を兼ね備えた刀装具へと発展しました。 近世以降、目貫はより装飾的な役割を強めます。柄巻(柄に巻かれた紐)の下に据えられることで、刀を握る際の「手溜まり」を良くし、滑り止めの役割も果たす重要な意匠となりました。 【侍にとっての刀装具とは】 日本刀の外装(拵)には、鍔、目貫、縁頭など、多種多様な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主の身分や格、そして内面的な信念や個性を表す象徴でもありました。現代で例えるならば、スマートフォンの装飾に近い感覚と言えるかもしれません。 ぜひ細部の写真を拡大してご覧ください。そこには、鉄や銅、赤銅、四分一といった素材に、金銀の象嵌を施す日本の高度な金工技術が凝縮されています。鍔一つをとっても、その形状や重みは千差万別です。刀身と共に時代を歩んできたこれらの刀装具は、刀本体に匹敵する価値を持つ美術品です。一見すると控えめな部品ではありますが、こうした細部にまでこだわりを持つことこそが、真の愛刀家、ひいては侍の嗜みと言えるでしょう。 A B 【運営元について】 サムライミュージアムは東京に拠点を置き、侍の歴史に関する古美術品を展示しています。当オンラインショップでは、日本文化や伝統工芸に深い関心をお持ちの方へ向けて、アンティークの日本刀や甲冑、伝統工芸品などをご紹介しております。 【お支払い方法について】 Stripe(クレジットカード)、PayPal、Apple Pay、Google Payによる安全な決済をご利用いただけます。Stripeでの決済にはアカウント作成の必要はございません。その他のお支払い方法をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。 日本円(JPY)のほか、米ドル(USD)、豪ドル(AUD)、加ドル(CAD)、ユーロ(EUR)、スイスフラン(CHF)、英ポンド(GBP)での決済が可能です。販売価格は日本円で設定されており、他通貨での価格は最新の動向に基づき自動計算されます。 【配送について】 通常、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)にて発送いたします。ご注文からお届けまで、通常5日から14日ほどお時間をいただきます。お届け日数は運送会社による目安であり、天候や繁忙期などの事情により前後する場合がございます。 EMSでの発送が可能な地域については、国際配送料を無料とさせていただきます。他の配送業者をご希望の場合は、別途ご相談ください。 発送完了後、追跡番号をメールにてお知らせいたします。メールアドレスにお間違いのないようご注意ください。







江戸
無銘
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