商品番号 UJKA465 – カタログ 44 – 売約済 刀 銘:濃州関善良家越前守吉門 常陸国に生まれた河村市郎左衛門、すなわち初代吉門は、美濃の善定兼吉の流れを汲む新刀期の高名な刀工です。その家系は応永年間(1394-1428)まで遡る名門で、彼自身は13代目の末裔にあたります。寛永13年(1636年)頃に修行を始め、承応3年(1654年)には江戸で活動していたことが、19年以上にわたる研鑽を記した銘文から伺えます。彼の転機は寛文12年(1672年)、徳川光圀公率いる水戸藩の抱え工となったことにあり、七人扶持を賜り水戸の大町へと移住しました。吉門は貞享4年(1687年)にその生涯を閉じています。 本作は、吉門の円熟期における白眉とも言える、覇気溢れる一振りです。沸出来の華やかな刃文は大乱れに、のたれを交え、加賀の兼若を彷彿とさせる箱乱れの様相を呈しつつ、初期の備前伝の影響を感じさせる丁子を焼いています。焼き出しは富士山を思わせる山形の形状となり、地肌は板目肌がよく練れ、地沸が微塵につき、力強い地景が走ります。また、鎬地には美しい流れるような真面目肌が見て取れます。茎は生で、鷹の羽の切鑢が施され、刀工のフルネームが刻まれています。「善良家」と冠して銘を切るのは初代吉門のみであり、その極めは極めて明快です。 本作は、長すぎず短すぎず、武士が自在に操るに最適な「実戦刀」としての体配を備えています。吉門は「和歌物(良業物)」の作り手としても名高く、本作もまた鋭利な切れ味を予感させる研ぎが施されており、その扱いには注意を要するほどです。雨龍の金着二重軍勝二重(雨畑鑢)の金着一重御ハバキ、白鞘に収められ、2025年4月付の希氏による鞘書きが添えられています。 商品番号 UJKA465 種別 刀
在銘 · Zenryô-Ke (mino) · Kanei (1624-1644) · 長さ 65.8cm · 反り 1.2cm

美濃伝 · 美濃 · 1624-1644頃
刀剣大鑑 上位49%
現在1点販売中
美濃伝 · 美濃
現在5点販売中
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトAll swords come with a three-day inspection period beginning from the date of delivery. If not satisfied, the sword may be returned within this period for a full refund of the purchase price. Outside of this period, all sales are final. Swords purchased on a layaway payment plan are not eligible for the three-day inspection period.
商品番号 UJKA465 – カタログ 44 – 売約済 刀 銘:濃州関善良家越前守吉門 常陸国に生まれた河村市郎左衛門、すなわち初代吉門は、美濃の善定兼吉の流れを汲む新刀期の高名な刀工です。その家系は応永年間(1394-1428)まで遡る名門で、彼自身は13代目の末裔にあたります。寛永13年(1636年)頃に修行を始め、承応3年(1654年)には江戸で活動していたことが、19年以上にわたる研鑽を記した銘文から伺えます。彼の転機は寛文12年(1672年)、徳川光圀公率いる水戸藩の抱え工となったことにあり、七人扶持を賜り水戸の大町へと移住しました。吉門は貞享4年(1687年)にその生涯を閉じています。 本作は、吉門の円熟期における白眉とも言える、覇気溢れる一振りです。沸出来の華やかな刃文は大乱れに、のたれを交え、加賀の兼若を彷彿とさせる箱乱れの様相を呈しつつ、初期の備前伝の影響を感じさせる丁子を焼いています。焼き出しは富士山を思わせる山形の形状となり、地肌は板目肌がよく練れ、地沸が微塵につき、力強い地景が走ります。また、鎬地には美しい流れるような真面目肌が見て取れます。茎は生で、鷹の羽の切鑢が施され、刀工のフルネームが刻まれています。「善良家」と冠して銘を切るのは初代吉門のみであり、その極めは極めて明快です。 本作は、長すぎず短すぎず、武士が自在に操るに最適な「実戦刀」としての体配を備えています。吉門は「和歌物(良業物)」の作り手としても名高く、本作もまた鋭利な切れ味を予感させる研ぎが施されており、その扱いには注意を要するほどです。雨龍の金着二重軍勝二重(雨畑鑢)の金着一重御ハバキ、白鞘に収められ、2025年4月付の希氏による鞘書きが添えられています。 商品番号 UJKA465 種別 刀
在銘 · Zenryô-Ke (mino) · Kanei (1624-1644) · 長さ 65.8cm · 反り 1.2cm

美濃伝 · 美濃 · 1624-1644頃
刀剣大鑑 上位49%
現在1点販売中
美濃伝 · 美濃
現在5点販売中
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトAll swords come with a three-day inspection period beginning from the date of delivery. If not satisfied, the sword may be returned within this period for a full refund of the purchase price. Outside of this period, all sales are final. Swords purchased on a layaway payment plan are not eligible for the three-day inspection period.