説明

月山貞勝 刀 昭和十年 義仁親王殿下御生誕記念 軍刀拵付 流派:月山 時代:現代(昭和十年) 銘: (表)吉野山日本刀月山精練作 / 昭和十年十一月吉日 (裏)親王殿下御生誕記念 藤代鑑定:記載あり(新刀篇出版時、存命のため位列なし) 刀工大鑑位列:三百万円 【形態】 種別:刀 長さ:68.4 cm(二尺二寸五分強) 反り:2.0 cm 姿:鎬造、三ヶ棟 切先長:3.1 cm(中切先) 重ね:6.5 mm 元幅:3.1 cm 先幅:2.0 cm 【茎】 状態:生茎 形状:標準、栗尻 目釘孔:一個 鑢目:筋違に化粧(一本ずつ丁寧に刻まれたもの) 【刃文・鍛え】 刃文:沸出来の湾れに小丁子交じる。足よく入り、口外刃や二重刃が見られる。刃縁には細かな金筋が混じる。 帽子:大丸、返り浅い。 鍛え:板目肌よく練れ、僅かに流れる。地沸つき地景現れ、刃寄りに湯走りが見られる。 【解説】 月山貞勝は、現代刀工の中でも最も重要な一人に数えられます。刀工大鑑では三百万円の評価を受け、藤代義雄氏の「日本刀工辞典 新刀篇」においても、当時存命ながら異例の掲載を果たした名工です。明治二年(1869年)に名匠・月山貞一の息子として生まれ、大阪を拠点に活動。晩年の父の代作も務めました。その卓越した技量から多くの高名な顧客を持ち、昭和九年には大阪府より技能功労者として表彰されています。昭和十八年、七十四歳で没しました。 貞勝は国家的な慶事を記念した名品を数多く残していますが、本作は昭和十年、義仁親王殿下(常陸宮正仁親王、上皇陛下の弟君)の御生誕を記念して製作された一振りです。ジョン・スコット・スロウ氏の著書「Modern Japanese Swordsmiths 1868-1945」には、本作と全く同銘・同記念銘の作品が掲載されています。当時、軍部からの需要が非常に高かったことから、貞勝が将校等の顧客向けに自主的に製作したものか、あるいは特定の注文に対する「影打ち」として打たれたものと推察されます。 昭和十年、貞勝は奈良県の吉野山に新たな鍛錬所を建設しました。本作はその新設された吉野山月山日本刀鍛錬所における初期の作です。銘文にある「月山精練」の四文字は、精選された鋼を丹念に鍛え上げたことを示しており、前述の著書に掲載された個体も同様の特別な銘が切られています。本作は貞勝の誠実な仕事ぶりが伺える、極めて資料的価値の高い優品です。

月山貞勝 Gassan Sadakatsu Katana WWII Gunto Koshirae
売切れ
Hozon売切れ

月山貞勝 Gassan Sadakatsu Katana WWII Gunto Koshirae

売却済

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仕様

長さ

68.4 cm

反り

2 cm

元幅

3.1 cm

先幅

2 cm

刀剣商

Nihontocraft

nihontocraft.com

売切れ