説明

特別保存刀剣鑑定書付 伊賀守金道(二代) 刀 【説明】 本作は「伊賀守藤原金道」の銘が切られた一振りです。伊賀守金道の銘は江戸時代を通じて十一代まで続きましたが、本作は日本美術刀剣保存協会(日刀保)の鑑定により、二代金道による作と極められています。 二代伊賀守金道は、名門「三品(みしな)派」に属する名工です。寛文年間(1661-1673年:江戸初期)に最も活躍しましたが、それ以前の時期からも優れた作品を残しています。 本名を三品勘兵衛といい、初代伊賀守金道の嫡男として生まれました。寛永6年(1637年)の父の没後、家督を継承。その卓越した技術が認められ、寛永14年(1637年※注:原文1672年とありますが、一般に寛永14年は1637年です)に父同様、朝廷より「伊賀守」の受領(ずりょう)を許されました。 初代金道もまた、歴史に名を残す名匠でした。徳川家康が関ヶ原の戦いに際し、京都の鍛冶を統括することを条件に、金道一門へ太刀千口の鍛造を命じたという逸話が残っています。初代金道はこの大命を見事に果たし、家康より「日本鍛冶宗匠(にほんかじそうしょう)」という特別な地位を授かりました。この職位は、代々の伊賀守金道によって継承されることとなります。 また、二代金道は朝廷より「菊紋」を切ることを許されていました。刀工にとって菊紋を刻むことは至上の名誉であり、本作の茎(なかご)にもその誇り高い菊紋が鮮明に残されています。 二代金道は、四代将軍・徳川家綱の御用を勤め、大公(大名家)の代指(だいざし)を鍛えたことでも知られています。延宝8年(1680年)に没しました。 ※日本鍛冶宗匠:朝廷に代わり、全国の刀工に受領銘(官位)を授ける窓口となる役職。受領を希望する刀工は、まず金道門下に入る必要がありました。 【三品派について】 三品派は、美濃より京へ上った陸奥守大道(兼道)を祖とする一派です。大道はかつて武田信玄の抱え鍛冶であったと伝えられ、後に朝廷の招きにより京へ移住しました。 大道は四人の息子を連れて京三品派を確立。その息子たちが「伊賀守金道」「和泉守来金道」「丹波守吉道」「越中守正俊」であり、彼らは江戸初期の京都を代表する「京都五鍛冶」として名を馳せました。三品派の高度な技術は、江戸時代を通じて連綿と受け継がれていきました。 本作は、日本美術刀剣保存協会(NBTHK)より「特別保存刀剣」に認定されています。これは真作であることはもちろん、保存状態が極めて良好で、かつ美術的価値が高い名品であることを証明するものです。 ※棟(むね)にわずかな鍛え傷(きたえきず)が見受けられます。詳細なコンディションについては、お気軽にお問い合わせください。 【刀身諸元】 長さ(Nagasa):71.0 cm 反り(Sori):1.4 cm 刃文(Hamon):焼入れによって刃先に現れる結晶構造 地文(Jihada):折り返し鍛錬によって現れる鋼の表面模様 切先(Kissaki):刀身の先端部分 茎(Nakago):柄に収まる中心部分 銘(Mei):刀工が刻んだ署名

Antique Japanese Sword Katana Signed by 2nd gen Kinmichi NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate
Tokuho

Antique Japanese Sword Katana Signed by 2nd gen Kinmichi NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate

$11,161

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仕様

長さ

71 cm

反り

1.4 cm

刀剣商

サムライミュージアム

samuraimuseum.jp