徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
番号:AS25338 刀:白鞘入り、拵付き(NBTHK 特別保存刀剣) 銘:武蔵大掾左近是一(初代) 新刀:上作:良位業物:武蔵 (弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作の4段階に評価しております。本作は武蔵大掾左近是一の作品の中でも上々作にランクされる逸品です。) ハバキ:銀一重ハバキ 長さ:83.7 cm (2尺7寸6分) 反り:2.0 cm (6分6厘) 目釘穴:1個 元幅:3.25 cm 先幅:2.05 cm 重ね:0.68 cm 刀身重量:945 g 時代:江戸時代 万治頃(1658–1661年) 体配:2尺7寸を超える長大な刀で、反り適度につき、大切っ先気味となる力強い体配。 地鉄:小板目肌よく練れ、地沸厚くつき、細かな柾目肌が流れる精良な地肌。 刃文:沸出来の互の目乱れ。刃中に金筋盛んに働き、小足よく入る。帽子は乱れ込んで返る。 特徴:武蔵大掾左近是一は、本名を川上左近と称し、近江国蒲生郡の出身。近江石堂派に属し、後に江戸へ移住した。当時の武蔵国では、出羽守光平、対馬守常光、多々良長幸といった名工たちがその腕を競い合っていた。石堂派は福岡石堂をはじめ、備前一文字を模した華やかな作風を特徴とする。 本作は83.7cmという圧倒的な長さを誇り、身幅・重ねともにしっかりとした健全な一振りである。地鉄には柾目が流れるものの、決して目立ちすぎず自然な風合いを見せている。上々作の評価に相応しい、同工の傑作である。 拵: 鍔:丸形鉄地、熨斗図透かし。 縁:鉄地、草花図を高彫りし金色絵を施す。 頭:角(?) 蜻蛉(コジリ):鉄地、草花図金彩色。 鞘:黒色漆塗鞘。 目貫:なし。 歴史的背景:慶安(1648年)頃。
Auction status: live on sword-auction.com.
在銘 · Omi Ishido · 江戸 · 長さ 83.7cm · 反り 2cm





江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
