貞則

Shinto Sadanori

評価作品3点

いま販売中の作品1点

重要巻 22, 番 283 · 刀

概要

貞則は通称を鈴木佐右衛門といい、本国は肥後国菊池の産である。大阪に出て井上真改の門に学び、のちに内藤家の抱工となり、内藤家が奥州磐城の平に封ぜられるや従って移ったという。また銘文によって洛陽すなわち京都にも住したことが知られ、堀川に住した旨を切る作も存し、その遊歴の跡をうかがうことができる。加賀守を受領し、延宝のころに活躍した工である。

作風は鎬造、庵棟に庵棟に造り込まれ、身幅広く長寸に、反り深く中鋒延びごころとなるものがある。鍛えは小板目肌つみ、あるいは板目肌よくつみて地沸厚くつき、地刃ともに冴える。刃文は広直刃調に浅くのたれて処々に互の目を交じえるもの、またのたれに大互の目交じり僅かに飛焼きかかるものなどがあり、いずれも匂い深く小沸よくつき、匂口明るく冴える。帽子はおおむね直ぐに小丸に返る。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目は大筋違あるいは化粧筋違とし、佩表に太鏨の長銘を、佩裏に居住地と年紀を切るのを常とする。なかには佩表に「八幡大菩薩」の文字を陽に添える作もみられる。

作刀は現存するものが比較的少ないが、よく師風をついで上手であり、地刃の出来は師真改を思わせるものがある。直刃、直刃にのたれ、互の目等をみるが、浅いのたれを焼き匂い深く沸厚くつき冴えたものは、まさに同作中の最高傑作と称すべきものである。資料的価値の高さとあわせ、その技倆の確かさを伝える工として評価される。

歴史的重要度

貞則の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣3

名工ランク

年紀作

伝来

販売中

系譜

師匠Shinkai
貞則

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