戦国の関は一つの産業であった。春日神社を氏神と仰ぐ鍛冶たちが、中部日本の軍勢を武装させた。孫六兼元の三本杉と之定の最上作は、量産の町に第一級の技が息づいていたことの証である。
丁寧に造り込まれた瀟洒な金工拵。細身の鞘形にギュッと立鼓を取った柄前が上品で、洒落た金具がより一層引き立つ。黒呂鞘は腰元だけ一分刻みとし、細かい編み込みの柄糸は落ち着いた色合いの金茶色。赤銅磨地の鐔は風になびく秋草に鈴虫が加賀象嵌で描かれ、縁に向かってやや盛り上がる柔らかい形状。赤銅七々子地縁頭の一風変わった図柄は祇園祭りを表した情景で、八坂神社の大きな柱を磨く氏子とわら縄で編んだ亀は本殿の象徴。大きく目立つ目貫は仁王像で、阿吽の口元がわかるほど精巧。金地や素銅などを巧みに使っての立体感ある仕事は見事という他ない。小柄は赤銅七々子地に月夜の浜辺を、満月はスヤリ雲から金色の姿を見せ、月に照らされた波は銀色に輝いている。江戸後期頃の作で鞘に擦れ傷があるも総体的に状態良好で大変飾り映えする。 刀身は美濃の寿命に極められた脇差で時代は室町後期頃。互の目丁子刃文で沸厚く付き、随所に小足が働く。地鉄は板目肌に杢目が交じってやや肌立ち、乱れ込んだ帽子は掃掛けている。金着一重の水戸ハバキに金着切羽を奢って手抜きはなし。保存刀剣鑑定書附。















美濃伝 · 美濃 · 1532-1555頃
現在2点販売中
美濃伝 · 美濃
現在14点販売中
戦国の関は一つの産業であった。春日神社を氏神と仰ぐ鍛冶たちが、中部日本の軍勢を武装させた。孫六兼元の三本杉と之定の最上作は、量産の町に第一級の技が息づいていたことの証である。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品がお気に召さなかった場合は、理由の如何に関わらず遠慮なくご返品ください。その際、返送料はお客様のご負担にてお願いします。ご返金は商品到着後、販売時と同じ状態であることを確認の上、即日ご指定口座にお振り込みさせていただきます。店舗にてご購入された場合、クーリングオフの適用範囲外となります。
丁寧に造り込まれた瀟洒な金工拵。細身の鞘形にギュッと立鼓を取った柄前が上品で、洒落た金具がより一層引き立つ。黒呂鞘は腰元だけ一分刻みとし、細かい編み込みの柄糸は落ち着いた色合いの金茶色。赤銅磨地の鐔は風になびく秋草に鈴虫が加賀象嵌で描かれ、縁に向かってやや盛り上がる柔らかい形状。赤銅七々子地縁頭の一風変わった図柄は祇園祭りを表した情景で、八坂神社の大きな柱を磨く氏子とわら縄で編んだ亀は本殿の象徴。大きく目立つ目貫は仁王像で、阿吽の口元がわかるほど精巧。金地や素銅などを巧みに使っての立体感ある仕事は見事という他ない。小柄は赤銅七々子地に月夜の浜辺を、満月はスヤリ雲から金色の姿を見せ、月に照らされた波は銀色に輝いている。江戸後期頃の作で鞘に擦れ傷があるも総体的に状態良好で大変飾り映えする。 刀身は美濃の寿命に極められた脇差で時代は室町後期頃。互の目丁子刃文で沸厚く付き、随所に小足が働く。地鉄は板目肌に杢目が交じってやや肌立ち、乱れ込んだ帽子は掃掛けている。金着一重の水戸ハバキに金着切羽を奢って手抜きはなし。保存刀剣鑑定書附。















美濃伝 · 美濃 · 1532-1555頃
現在2点販売中
美濃伝 · 美濃
現在14点販売中
戦国の関は一つの産業であった。春日神社を氏神と仰ぐ鍛冶たちが、中部日本の軍勢を武装させた。孫六兼元の三本杉と之定の最上作は、量産の町に第一級の技が息づいていたことの証である。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品がお気に召さなかった場合は、理由の如何に関わらず遠慮なくご返品ください。その際、返送料はお客様のご負担にてお願いします。ご返金は商品到着後、販売時と同じ状態であることを確認の上、即日ご指定口座にお振り込みさせていただきます。店舗にてご購入された場合、クーリングオフの適用範囲外となります。