説明

時代 : 室町末期 国 : 美濃国 証書 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 鑑定書 外装 : 白鞘入 刃長 : 2尺4寸9分弱 反り : 3分3厘 目釘穴 : 1個 元幅・元重 : 30.7mm・6.1mm 先幅・先重 : 22.1mm・4.2mm Period : Late Muromachi 16c Country : Mino Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper Fittings : Shirasaya Length : 75.4cm(29.7inches) Curve : 1.1cm Hole : 1 Bottom Width,Thickness : 30.7mm・6.1mm Top Width,Thickness : 22.1mm・4.2mm 濃州関住兼房は兼常門で、若狭守氏房の父と言われています。兼房銘の刀工は数人いると言われていますが、作柄が類似し、鑑別は難しいようです。平造り小脇指が多く、刃文は、所謂、兼房乱れと言われる匂口締まった互の目乱れの特徴があり、他にのたれ、大互の目などもあります。 本作は鎬造り、庵棟、表は腰元に素剣、裏は腰元に二筋樋の彫物があり、身幅腰元やや広く、先にいくにつれ細くなり、中切先延び、長寸でがっちりとした体配です。地鉄は板目流れ、地沸付き、地景交じり、黒味かかる鉄です。刃文は沸勝ちに互の目丁子を主体とし、頭の丸い互の目、丁子、腰開きの互の目、ところどころ飛び焼き交じり、金筋交じり、帽子は乱れ込んで早く返る出来です。永禄13年=元亀元年(1570)ながら、とても健全な作品です。 2022大刀剣市カタログ掲載品。

刀 濃州関住兼房造 永禄拾三年二月吉日
売切れ
Tokuho売切れ

刀 濃州関住兼房造 永禄拾三年二月吉日

売却済

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仕様

長さ

75.4 cm

反り

1.1 cm

元幅

3.07 cm

先幅

2.21 cm

作者について

Seki Kanefusa兼房

1 特別重要刀剣6 重要刀剣

兼房は室町時代中期から新刀期にかけて美濃国で活躍した刀工である。銘鑑によれば、初代は濃州赤坂住とされ、嘉吉頃の重房を初代とする。同名が数代、数工存在し、作風も多岐にわたる。居住地は赤坂から関へと移ったことが知られ、長銘には「濃州関住」と切るものが多い。同時代の刀工との関係では、作風から氏房との類似性が指摘されることもある。 兼房の作風は、板目肌に柾ごころの肌が交じり、地沸がつく地鉄に特徴がある。刃文は「兼房乱れ」と称される頭の丸い互の目乱れを最も得意とするが、互の目丁子、矢筈風の刃、尖り刃、箱がかった刃など変化に富んだ作風を示す。のたれ調の刃文や、兼元風の三本杉を焼くなど作域は広い。匂口は締まりごころに小沸つき、砂流しかかり、飛焼、棟焼を交えるものもある。姿は身幅広く、大鋒で豪壮なものが多く、肉置き豊かな体配を示す。茎は生ぶで、先栗尻、鑢目鷹の羽、または檜垣が多い。 重要刀剣の説示においては、「兼房乱れ」と称される特徴的な刃文が高く評価されている。また、地刃の出来が良く健全であること、幅広・大鋒の姿態が豪壮であること、年紀のある作は貴重であることなどが指摘される。截断銘のある作は資料的価値が高い。総じて、末古刀期の美濃物を代表する刀工として、その作風の多様性と出来の良さが認められている。

刀剣商

勝武堂

shoubudou.co.jp

売切れ