二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
番号:AS24702 脇差:白鞘入り(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣) 銘:備中国水田住国重 鞘書き:寒山博士認める 備中国水田住国重 時代:寛文 長さ:1尺6寸9分 昭和58年中秋 弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作は備中国水田住国重の作品の中でも、上々作にランクされる逸品です。 ハバキ:銅地金着 刃長:51.2cm(1尺6寸9分) 反り:0.6cm 目釘穴:1個 元幅:3.1cm 先幅:2.2cm 重ね:0.83cm 刀身重量:590g 時代:江戸時代初期 寛文頃(1661-1673年) 体配:身幅広く、反り浅い寛文特有の姿。 地鉄:板目肌立ち、肌目が見える野趣に富んだ地肌。 刃文:沸出来の乱れ刃で、匂口深く明るく冴える。 特徴:備中国水田住国重は、室町時代末期から江戸時代にかけて活躍した水田派の刀工群です。同派には「国重」を名乗る刀工が多く存在します。その作風は独特で、板目が肌立った力強い地鉄に、匂口の深い華やかな刃文を焼くのが特徴です。 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書 葵美術正真鑑定書 全身押し形 ※送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:380,000円 入札する 関連商品: 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:肥前国佐賀住正広(初代)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:以南蛮鉄 越前住下坂近江守藤原継広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:於武州江府延寿太郎宣義(丹波と鑑定)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣)






新刀 · 備中 · 1673-1681頃
藤代 Chu-jo saku
現在2点販売中
國重の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
新刀 · 備中
現在16点販売中
水田派は、室町時代末期の備中国に現れ、国重の名を代々受け継いだ一派である。松山、呰部、井原、荏原、新見など備中各地に拠を構えて作刀し、その勢いは古刀期から新刀期にまで及んだ。説示によれば、新見の国重は銘鑑により備後から備中新見荘に入り、後に松山城主三村家の刀工となったとされ、ほかに備後福山や河波でも作刀した工が知られる。新見住三郎左衛門尉国重、井原住の国重、英賀郡呰部住の大月左兵衛尉国重、水田住の大月与五右衛門国重など、地名と俗名を冠して長銘を切る工が代を重ねて連なり、国重と名乗る刀工が一門に圧倒的に多いことが、この派の大きな特徴をなしている。 作風は古刀期と新刀期とで趣を異にする。古水田と称される作には、腰の開いた互の目乱れを主調として小丁子や小乱れを交え、匂口が締まって小沸がつく、ややこせこせとした趣のものが見られ、茎先が大きく刃上りとなる点が見どころとされる。地鉄は小板目肌つみ、地沸がついて映りが立つ。新刀期の作になると、板目が流れて柾を交じえる鍛えに、小のたれや互の目を焼き、沸が深く、殊に荒沸が激しくつき、相州伝を強く意識した出来となる。地沸厚く地景太く入って湯走りがかかり、砂流し・金筋を頻りに見せ、棟焼がしきりにかかって皆焼風を呈する一群があり、帽子は掃き掛けて火焰風となり、あるいは焼深く一枚風となって長く返る。物打辺に矢筈風の刃を交えること、また小板目に小杢目を交え地沸微塵に厚くついて淡く映り立つ地鉄も、この派を見分ける拠りどころとなる。彫物を巧みにこなす工もあり、棒樋に倶利迦羅や梵字を施した大小の作が残る。 鑑定にあたっては、互の目や角ばる刃を交えた焼高い刃取り、矢筈風の刃、一枚風あるいは火焰風の帽子、棟焼の頻発といった水田特有の見どころが、相州・美濃に寄った実用本位の造込みと相俟って手掛かりとなる。沸の崩れや荒沸の激しさは、よく斬れる実戦の刀としての性格を物語る。在銘の確かな作は数が限られ、なかでも大月与五右衛門国重のごとく一門の他工にも稀なほど出来の優れたものが存する。新見の国重の一作は『光山押形』に所載し、附帯する古鞘に六代将軍徳川家宣すなわち文昭院の御陣刀であった旨が記される伝来の確かなものであって、備中の地に長く栄えた水田派の位置づけを今に伝えている。 詳しく見る →
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS24702 脇差:白鞘入り(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣) 銘:備中国水田住国重 鞘書き:寒山博士認める 備中国水田住国重 時代:寛文 長さ:1尺6寸9分 昭和58年中秋 弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作は備中国水田住国重の作品の中でも、上々作にランクされる逸品です。 ハバキ:銅地金着 刃長:51.2cm(1尺6寸9分) 反り:0.6cm 目釘穴:1個 元幅:3.1cm 先幅:2.2cm 重ね:0.83cm 刀身重量:590g 時代:江戸時代初期 寛文頃(1661-1673年) 体配:身幅広く、反り浅い寛文特有の姿。 地鉄:板目肌立ち、肌目が見える野趣に富んだ地肌。 刃文:沸出来の乱れ刃で、匂口深く明るく冴える。 特徴:備中国水田住国重は、室町時代末期から江戸時代にかけて活躍した水田派の刀工群です。同派には「国重」を名乗る刀工が多く存在します。その作風は独特で、板目が肌立った力強い地鉄に、匂口の深い華やかな刃文を焼くのが特徴です。 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書 葵美術正真鑑定書 全身押し形 ※送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:380,000円 入札する 関連商品: 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:肥前国佐賀住正広(初代)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:以南蛮鉄 越前住下坂近江守藤原継広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣) 脇差:於武州江府延寿太郎宣義(丹波と鑑定)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣)






新刀 · 備中 · 1673-1681頃
藤代 Chu-jo saku
現在2点販売中
國重の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
新刀 · 備中
現在16点販売中
水田派は、室町時代末期の備中国に現れ、国重の名を代々受け継いだ一派である。松山、呰部、井原、荏原、新見など備中各地に拠を構えて作刀し、その勢いは古刀期から新刀期にまで及んだ。説示によれば、新見の国重は銘鑑により備後から備中新見荘に入り、後に松山城主三村家の刀工となったとされ、ほかに備後福山や河波でも作刀した工が知られる。新見住三郎左衛門尉国重、井原住の国重、英賀郡呰部住の大月左兵衛尉国重、水田住の大月与五右衛門国重など、地名と俗名を冠して長銘を切る工が代を重ねて連なり、国重と名乗る刀工が一門に圧倒的に多いことが、この派の大きな特徴をなしている。 作風は古刀期と新刀期とで趣を異にする。古水田と称される作には、腰の開いた互の目乱れを主調として小丁子や小乱れを交え、匂口が締まって小沸がつく、ややこせこせとした趣のものが見られ、茎先が大きく刃上りとなる点が見どころとされる。地鉄は小板目肌つみ、地沸がついて映りが立つ。新刀期の作になると、板目が流れて柾を交じえる鍛えに、小のたれや互の目を焼き、沸が深く、殊に荒沸が激しくつき、相州伝を強く意識した出来となる。地沸厚く地景太く入って湯走りがかかり、砂流し・金筋を頻りに見せ、棟焼がしきりにかかって皆焼風を呈する一群があり、帽子は掃き掛けて火焰風となり、あるいは焼深く一枚風となって長く返る。物打辺に矢筈風の刃を交えること、また小板目に小杢目を交え地沸微塵に厚くついて淡く映り立つ地鉄も、この派を見分ける拠りどころとなる。彫物を巧みにこなす工もあり、棒樋に倶利迦羅や梵字を施した大小の作が残る。 鑑定にあたっては、互の目や角ばる刃を交えた焼高い刃取り、矢筈風の刃、一枚風あるいは火焰風の帽子、棟焼の頻発といった水田特有の見どころが、相州・美濃に寄った実用本位の造込みと相俟って手掛かりとなる。沸の崩れや荒沸の激しさは、よく斬れる実戦の刀としての性格を物語る。在銘の確かな作は数が限られ、なかでも大月与五右衛門国重のごとく一門の他工にも稀なほど出来の優れたものが存する。新見の国重の一作は『光山押形』に所載し、附帯する古鞘に六代将軍徳川家宣すなわち文昭院の御陣刀であった旨が記される伝来の確かなものであって、備中の地に長く栄えた水田派の位置づけを今に伝えている。 詳しく見る →
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。