説明

長州光高 銘: (表)長門萩住 井上五右衛門光高作 寸法: 縦 6.67cm × 横 6.67cm × 厚さ 0.32cm 本作は、長州萩の銘工、井上五右衛門光高による力作です。 画題は「仁田四郎忠常の猪退治」を描いたもので、源頼朝による富士の巻狩りの情景が、この小振りな鐔の中に驚くほど緻密に凝縮されています。 猪を仕留める仁田四郎の勇姿はもちろんのこと、周囲で鹿や兎を追う勢子たちの姿まで細やかに彫り描かれており、当時の巻狩りの喧騒が伝わってくるかのような、非常に密度の高い意匠となっております。

CHOSHU MITSUTAKA

CHOSHU MITSUTAKA

$450

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作者

Mitsutaka

流派

Choshu

時代

Edo

作者について

Goto Mitsutaka光高

2 重要刀剣

後藤光孝(ごとうみつたか)は、後藤家十三代目を務めた金工家である。十二代光理(寿乗)の嫡男として享保七年(1722)に生まれ、幼名を亀市、のち光成、俗名を源之丞と称した。寛保二年(1742)に父光理が没したため、名を四郎兵衛光孝と改め宗家を相続した。その在任期間は十代目廉乗に次いで歴代二番目の長きに亘り、後藤家を代表する工人の一人として活躍した。 光孝の作風は、後藤家の伝統的な技術を墨守し、継承したものが多く、倶利伽羅龍、獅子、舞鶴、馬、虎、宝尽図など、後藤家のお家彫ともいうべき題材を多く手掛けている。作域は広く、小柄・笄・目貫を組み合わせた三所物を中心に、鐔、縁頭などの作品や、揃金具なども製作している。赤銅魚子地を高彫、金紋、金色絵などで飾る作が多く、その彫技は堅実で入念であり、後藤宗家の面目躍如たる出来栄えを示すものが多い。作風としては、鏨数が少ない傾向が見られるものの、中には鏨数が多く緻密な彫技を見せる入念作も存在する。また、初期銘の作品には、二十歳代の撥剌とした作風を示すものも見られ、晩年の作とは異なる趣がある。 光孝の作品は、後藤家の伝統と格式を存分に明示したものであり、その品格の高さと緻密な彫技は高く評価されている。特に、獅子図においては、肉取り豊かな獅子の彫は後藤家の独壇場であり、品格と勇壮さを併せ持って躍動感が漲っている。また、源氏物語夕顔図三所物のように、雅な画題を丁寧に彫り込み、品格高く美しい作品も残している。後藤家の技術を継承し、伝統を墨守した光孝の作風は、後藤家の本領を示すものであり、その作品は後藤家の歴史においても重要な位置を占めている。

刀剣商

Yakiba

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