説明

目貫:瓢箪鯰 銘:無銘 伝法:京金工 地鉄:赤銅地 金象嵌 時代:江戸時代 寸法: (表):33.3mm x 12.0mm (裏):31.0mm x 14.2mm 桐箱入 日本美術刀剣保存協会:保存刀装具鑑定書(2015年)「瓢箪鯰」京金工 価格:220,000円 / $1,500 / €1,375 本作は赤銅地を用い、滑らかな鯰の姿を彫り描いた目貫です。鯰の目、および瓢箪には鮮やかな金象嵌が施されています。 「瓢箪鯰」は、古くから日本に伝わる画題です。かつて日本では、大鯰が暴れることで地震が起きると信じられてきました。この「瓢箪鯰」というモチーフには様々なバリエーションがあり、瓢箪を持って鯰を押さえつけようとする人物や、時には猿が描かれることもあります。 これらはすべて、「ぬるぬるした鯰を、滑りやすい瓢箪で捕らえられるか」という禅問答(瓢鮎図)に由来しています。一見すると不可能に思えることでも、たゆまぬ努力と工夫によって成し遂げられるという比喩として用いられました。 この画題は江戸時代、琵琶湖畔の大津で描かれた「大津絵」の題材としても広く親しまれました。大津は東海道と中山道が合流し、京の都へと至る最後の宿場町として栄えた地です。 本作もまた、その都の伝統を汲む「京金工」の手によるものであり、京都らしい洗練された意匠が光る一品です。

Kyo Kinko – Hyōtan Namazu

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目貫

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