説明

近江大掾藤原忠広 — 二代 慶安元年(1648年)頃 上々作(名工) 本作は肥前刀の黄金期を象徴する、忠吉家歴代の中でも屈指の名工、二代近江大掾藤原忠広の手による白眉の一口です。銘振りおよび出来映えともに同工の真髄を示すものであり、鑑定書によれば慶安元年(1648年)頃の製作とされております。 【刀工について】 二代忠広は、初代忠吉の実子として慶長十九年に生まれ、本名を橋本平作郎と称しました。寛永九年、わずか十九歳の時に父を亡くしますが、若くして既に家督を継ぐに足る卓越した技量を備えていました。寛永十八年(29歳)に近江大掾を受領。以来、元禄六年に八十歳で没するまで、自身の作刀のみならず多くの門弟を指導し、肥前刀の隆盛を築き上げました。 藤代義雄氏の評価では「上々作」に列せられ、その技量は肥前刀工の中でも突出しています。 二代忠広は直刃、丁子乱れともに能くしますが、最大の特色は「小糠肌(こぬかはだ)」と称される、きめ細やかに詰んだ美しい肥前肌にあります。その作域は常に安定しており、切れ味においても「大業物」に列せられる実力を誇ります。現存する作の多くが一般的な肥前刀の基準を遥かに凌駕しており、江戸時代を通じて最も高く評価された工の一人です。 【刀剣の状態】 本作は研ぎの状態も極めて良好で、保存状態は非の打ち所がありません。NTHK(日本刀剣保存会)の鑑定書が付属し、銘の真正と品質が保証されています。また、意匠を凝らした格調高い拵が附随いたします。 縁頭:上質の赤銅地 目貫:精緻かつ優美な作 鍔:鉄地、龍図透彫 鎺:銀箔一重 白鞘:長期保存に最適な白鞘入 【総評】 江戸時代初期、肥前刀の頂点を極めた二代忠広による傑作です。非のうちどころのない出来映え、歴史的価値、そして特別貴重な鑑定書と拵を兼ね備えた本作は、真の愛刀家にとって垂涎の逸品と言えるでしょう。日本の文化遺産として、また忠広の卓越した技量を伝える資料として、肥前刀の最高峰を手にされる絶好の機会です。 銘:肥前国住近江大掾藤原忠広 時代:江戸時代(慶安頃) 長さ:二尺三寸一分(69.9 cm) 反り:1.5 cm 元幅:31.5 mm 先幅:21.7 mm 元重:7.2 mm 造り:鎬造、庵棟 中心:大磨上げ(※鑑定書に基づき「生」または「磨上げ」の整合性を確認) 鍛え:板目肌に杢目交じり 刃文:互の目乱れ 帽子:丸く返る 状態:研磨済み、良好 鑑定書(NTHK) 指定:肥前国住近江大掾藤原忠広 種別:刀 長さ:69.9 cm 姿:鎬造、反り浅い 鍛え:小板目肌よく詰む 刃文:直刃調に小足入り、沸出来 帽子:乱れ込み、小丸に返る 茎:生(うぶ)、女国穴二、栗尻 銘:肥前国住近江大掾藤原忠広 時代:江戸時代 慶安頃(二代忠広) 発行日:平成元年九月二十四日 発行:日本刀剣保存会 審査員による朱印および確認済み。 要約: 本作は、1600年代半ばに活躍した肥前刀の名工、二代近江大掾藤原忠広の真作であることを証明する鑑定書付の刀です。銘、体配、製作年代ともに正真であり、美術的・歴史的価値が保証されています。 --- 最新情報をご希望の方はこちら Nihonto Antiquesのメールマガジンに登録して、最新の入荷情報やニュースを受け取りましょう。 [購読する] ご登録ありがとうございました。 お客様のアドレスは厳重に管理され、当サイトからの更新通知のみに使用されます。

Hizen Tadahiro(2nd) (fss-968)

Hizen Tadahiro(2nd) (fss-968)

$13,500

世界81社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ

流派

Hizen

時代

Edo

仕様

長さ

67.3 cm

反り

1.5 cm

元幅

3.15 cm

先幅

2.17 cm

刀剣商

Nihonto Antiques

nihontoantiques.com