説明

二代忠広は初代忠吉の嫡男で、父の死後、一族・門人たちの援助を得、努力を重ねて忠吉家を一段と隆盛に導き、肥前刀の名を高らしめた。長命で鍛刀期間は52年の長きに及び、新刀において、名刀の数ということであればこの人の右に出る工はいない。作風は直刃がお家芸であるが、直刃も、糸を引いた様に締まったのと、沸・匂いの深いものの二手があり、どちらも出来のよいものは魅力的であるが、本作は後者の方で、力ということであるならばこちらの刃文の方があるように思われる。 長さ・身巾のあるしっかりとした脇差で、重ねもつき普段のものより一回り大きい。地鉄、小板目がよくつみ、地沸が厚くつく肥前の小糠肌、まことに美しく仕上がる。刃文、中直刃で沸・匂いが深く、わずかにのたれごころを交え、匂いが刃中へと匂い込み、力があって美しい。帽子、直ぐに小丸、返り長め。肥前の名工である二代の近江大掾忠広の傑作の脇差である。力作で拵も作に見合ったたいへんよいものである。

脇指 近江大掾藤原忠広
Tokuho

脇指 近江大掾藤原忠広

脇差

¥1,300,000

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仕様

長さ

57.6 cm

反り

1.6 cm

元幅

3.1 cm

先幅

2.2 cm

刀剣商

つるぎの屋

tsuruginoya.com

¥1,300,000

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