説明

鎌倉期 / Kamakura 12~14c 特別保存刀剣+刀装 / Tokubetsu Hozon Token+Toso 2尺4寸9分半 / 75.7cm (29.80inches) 拵付白鞘入 / Koshirae+Shirasaya 時代 : 鎌倉期 国 : 大和国 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 鑑定書 特別保存刀装 鑑定書 外装 : 拵付白鞘入 刃長 : 2尺4寸9分半 反り : 6分9厘 目釘穴 : 2個内1個埋 元幅・元重 : 27.3mm・6.5mm 先幅・先重 : 16.3mm・3.7mm Period : Kamakura 12~14c Country : Yamato Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Toso Fittings : Koshirae+Shirasaya Length : 75.7cm (29.80inches) Curve : 2.1cm Hole : 2(include 1 full hole) Bottom Width,Thickness : 27.3mm・6.5mm Top Width,Thickness : 16.3mm・3.7mm 千手院派は平安時代末期から南北朝時代にかけて大和国で活躍した刀工の一派です。 この派は大和五派(千手院・尻懸・当麻・手掻・保昌)の中で最も古い流派で、東大寺の子院(本寺に属する寺院)である千手院に従属し、日本刀の作刀を行ったとされ、 開祖は大和鍛冶であった「吉行」の子である「行信」と言われています。 本作は無銘ながら千手院と極められた太刀です。鎬造、庵棟、区おくりながら、茎尻うぶで、腰反高く、細身、小切先で、2尺4寸9分半と長寸でいかにも古雅な体配です。地鉄は板目に小板目流れ、地景よく交じり、地沸厚くつき、ねっとりとした鉄で、沸映り立ち、刃文は沸勝ちの直ぐ調に、砂流し交じり、小沸よくつき、金筋入る出来です。附けたりの黒漆塗太刀拵は刀身にマッチしたもので、鐔は三枚仕立で、黒漆が施された室町末期から江戸初期の作と思われるものです。

太刀 無銘 伝(千手院)
Tokuho

太刀 無銘 伝(千手院)

太刀

¥2,800,000

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仕様

長さ

75.7 cm

反り

2.1 cm

元幅

2.73 cm

先幅

1.63 cm

作者について

Senjuin千手院

千手院派は、大和五派の中で最も発祥が古いとされ、奈良の若草山の西山麓、千手観音をまつる千手堂のある千手谷と呼ばれる地で栄えた。古伝書によれば、平安時代後期に行信、重弘の二名工がいたと伝えられるが、確実な遺例は未見である。鎌倉時代初期には「千手院」と三字銘のある太刀が現存するものの、総じて在銘作は少ない。これは、千手院派を含む大和鍛冶が寺院の僧兵の需要に応えていたためと考えられる。門流は鎌倉時代から南北朝時代にかけて存続した。 千手院派の作風は、地鉄に大和伝の特徴が顕著に表れる。板目肌を基本とし、大板目、杢目、流れ柾が交じり、総体に肌立ちごころとなる。地沸が厚くつき、地景が頻りに入り、淡く沸映りが立つものもある。刃文は直刃調を基調とし、浅くのたれ、小互の目、小丁子、小乱れなどが交じる。刃縁にはほつれ、打のけ、喰違刃、二重刃などが現れ、金筋、砂流しが頻りにかかる。帽子は直ぐに小丸、掃きかけるものが多い。姿は鎬造、庵棟で、鎬幅が広く鎬が高いもの、腰反りが高く踏張りがあり、中鋒ないし小鋒となるものなどが見られる。総じて古調な作風を示し、地刃ともに健全で、地沸が厚くつき、刃中の沸が明るく輝くものが評価される。 千手院派の刀剣は、古雅な姿態と地刃の働きが評価される。特に、地沸を厚く敷き、地景を織りなした鍛え、刃中の足や葉の働き、刃沸の妙味などが重視される。本阿弥家では、古来より大和物として賑やかに乱れているものに千手院の極めをあてる傾向があったとされる。現存する太刀や刀は、姿、地鉄、刃文において大和伝の特色をよく示しており、その古様さから千手院の極めは首肯される。総じて出来が良く、地刃の健全さが保たれているものが優品とされる。

刀剣商

勝武堂

shoubudou.co.jp

¥2,800,000

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