徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
刀剣小町 刀 銘 表 : 横山加賀介藤原朝臣祐永 天保十四年二月日 裏 : (菊紋)一備陽長舩住 白鞘入 (Katana, Yokoyama Sukenaga) 鎬造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、鎬筋高く、腰反りつき、元先に幅差つき、中切先延びる姿。 江戸時代後期、天保頃に活躍した横山祐永は、祐平の次男で、兄祐盛が七兵衛家の養子となったため、祐平を継承しました。「友成五十六世孫」と銘文に冠する作もあります。本作は、腰反りの優美な姿で、小板目つむ精良な地鉄は刃寄りにやや板目ごころを交え、匂口締まりごころに、小沸が輝く細直刃となる一振りです。きっちりと刃区から焼き始めるのは祐永の手癖か、しばしばその作に見る所です。年紀銘をきるにあたり「四」を避けた「二二」の表記が、長船派の年紀作や、祐永を含む横山派でも多く見られる傾向ですが、本作は「天保十四年二月日」と「四」の字を使っている点も注目されます。帝室技芸員として明治期に活躍した宮本包則は、当初横山祐永に入門を希望しましたが叶わず、同派の祐包に受け入れられ、備前伝を学び得て「包」の一字を授かったと伝えられます。幕末刀工の歴史も相まって、楽しめるお品です。 素銅地金色絵一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(東京都231897号 昭和五拾九年弐月拾六日交付)、 TEL : (03)5284-9014 / FAX : (03)5284-9043




備前伝 · 備前 · 1830-1844頃
藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位63%
現在13点販売中
備前伝 · 備前
現在43点販売中
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお届けした商品の状態が、当サイトの写真や説明と著しく異なると、お客様が判断された場合は返品が可能です。但し、返品にかかる送料はお客様のご負担でお願いします。クーリングオフを希望される場合は、商品の到着後1週間以内に書面の郵送にてお申し出ください。商品の返送代金はお客様のご負担となります。
刀剣小町 刀 銘 表 : 横山加賀介藤原朝臣祐永 天保十四年二月日 裏 : (菊紋)一備陽長舩住 白鞘入 (Katana, Yokoyama Sukenaga) 鎬造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、鎬筋高く、腰反りつき、元先に幅差つき、中切先延びる姿。 江戸時代後期、天保頃に活躍した横山祐永は、祐平の次男で、兄祐盛が七兵衛家の養子となったため、祐平を継承しました。「友成五十六世孫」と銘文に冠する作もあります。本作は、腰反りの優美な姿で、小板目つむ精良な地鉄は刃寄りにやや板目ごころを交え、匂口締まりごころに、小沸が輝く細直刃となる一振りです。きっちりと刃区から焼き始めるのは祐永の手癖か、しばしばその作に見る所です。年紀銘をきるにあたり「四」を避けた「二二」の表記が、長船派の年紀作や、祐永を含む横山派でも多く見られる傾向ですが、本作は「天保十四年二月日」と「四」の字を使っている点も注目されます。帝室技芸員として明治期に活躍した宮本包則は、当初横山祐永に入門を希望しましたが叶わず、同派の祐包に受け入れられ、備前伝を学び得て「包」の一字を授かったと伝えられます。幕末刀工の歴史も相まって、楽しめるお品です。 素銅地金色絵一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(東京都231897号 昭和五拾九年弐月拾六日交付)、 TEL : (03)5284-9014 / FAX : (03)5284-9043




備前伝 · 備前 · 1830-1844頃
藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位63%
現在13点販売中
備前伝 · 備前
現在43点販売中
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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