説明

時代 : 江戸末期 国 : 武蔵国 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 鑑定書 外装 : 拵付白鞘入 刃長 : 1尺5寸1分 反り : 3分弱 目釘穴 : 1個 元幅・元重 : 32.9mm・7.1mm 先幅・先重 : 25.9mm・5.7mm Period : Late Edo 19c Country : Musashi Paper : NBTHK Hozon Token Paper Fittings : Koshirae+Shirasaya Length : 45.8cm(18.03inchese) Curve : 0.9cm Hole : 1 Bottom Width,Thickness : 32.9mm・7.1mm Top Width,Thickness : 25.9mm・5.7mm 泰龍斎宗寛は江戸深川箱崎に住し、固山宗次の門人です。生国は古河阿武隈川畔で、初期銘には「於江都阿武隈川宗寛精鍛」があります。作品は身幅広く、鎬高く、豪壮な造り込みで、地鉄は小杢無地風で、刃文は小互の目足入り、揃い、地映りつく出来です。 本作は鎬造、三ツ棟、寸法に比して、身幅広く、重ね厚い造り込みです。地鉄は小板目詰んで無地風となり、刃文は匂い勝ちの小互の目を連なって焼き、総体的に小足逆がかり、帽子は乱れ込んで地蔵風に返る出来です。慶応元年(1865)の作で、馬の目貫は金無垢と思われますが、それ以外の金具は銀地で揃えられており、制作当時のうぶな拵ではないかと思われます。

脇差 泰龍斎宗寛造之 慶応元年五月日 / Wakizashi Tairyusai Sokan A.D.1865
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Hozon売切れ

脇差 泰龍斎宗寛造之 慶応元年五月日 / Wakizashi Tairyusai Sokan A.D.1865

脇差

売却済

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仕様

長さ

45.8 cm

反り

0.9 cm

元幅

3.29 cm

先幅

2.59 cm

作者について

Koyama Munetsugu Sokan宗寛

1 重要文化財4 重要刀剣

宗寛は文政初年に大野平蔵の子として奥州白河城下に生まれた。鍛刀の師は固山宗次であり、その作刀は天保の末年頃から始まる。作風の変遷として、阿武隈川宗寛と銘し生まれ故郷の阿武隈川を姓として用いた時期、泰龍斎の号を常用しだした安政元年頃からの時期、江戸深川箱崎に居住した時期、嘉永初年頃から下総国古河藩の抱え工となった時期などが知られる。銘字は初め楷書体であるが、安政四年八月頃から隷書体に改めている。明治に入っても作刀しているが、廃刀令以後は見られない。明治十六年一月二十三日に歿している。 宗寛の作風は、身幅が広く重ね厚く、反り浅く大鋒となる新々刀期の豪壮な姿を呈する点に特色がある。鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が厚くつき、地景が細かによく入る。刃文は丁子乱れを基調とし、小丁子、小互の目、互の目、袋丁子風の刃、角ばる刃などを交え、足が長くよく入り、匂勝ちに小沸つき、細かに金筋、砂流しがかかる。匂口は明るく冴える。帽子は乱れ込み、先小丸、長く返る。作風の時期的な変化として、比較的初期の作は丁子に出入りが見られ、焼刃に高低があって変化に富む傾向がある。截断銘を伴う作も遺されており、伊賀乗重のような人物が試刀に関わったことが知られる。 宗寛の刀は、地刃ともに健全で、総じて出来が良い。特に、匂口明るく冴えた刃が頑健な姿形に映える点が評価される。新々刀期の豪壮な姿を示しつつ、華やかな作風を示すものもある。截断銘と共に、宗寛の高い技術が遺憾なく発揮されている点が評価される。

刀剣商

勝武堂

shoubudou.co.jp

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