江戸は刀の目利きの時代である。本阿弥の鑑定、1719年の享保名物帳、盛んな刀剣書が、戦で抜かれることのなくなった刀を学問の対象へと変えていった。
Stock number:KA-060526Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon TokenCountry(Kuni)・Era(Jidai): Hitachi(Ibaraki)・Late Edo period 1863Blade length(Cutting edge): 74.5cmCurve(SORI): 2.0cmWidth at the hamachi(Moto-Haba): 3.36cmThickness at the Moto-Kasane: 0.83cmWide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cmThickness at the Saki-Kasane: 0.60cmHabaki: One part, Silver foil HabakiSword tang(Nakago): Unaltered,Kiriyasuri file patternRivet Holes(Mekugiana): 1Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune, Chu-kissakiJigane(Hada): MasameTemper patterns(Hamon): Suguha style and Ko-midare, Ko-gunome and Asai NotareTemper patterns in the point(Bohshi): Midarekomi Hakikake then Komaru round tipRegistration Card: Shizuoka【Additional Information】幕末期、諸藩で尊王攘夷の機運が高まるなか、水戸藩では、九代藩主・徳川斉昭公(烈公)が藩政改革を推進しました。安政年間(1855~1860)には、斉昭公の命により、水戸城西白旗山に武器製造所が設けられ、刀剣をはじめ、銃砲や甲冑などの武器・武具が盛んに製作されました。刀剣製作においては、藩工である直江助政、関内徳宗を中心に、横山祐光、関善定近則らが鍛刀に従事しました。また斉昭公自身も刀剣製作に深い関心を寄せられました。自ら槌を執って鍛刀を試み、市毛徳鄰、直江助政、直江助共らが御相手鍛冶を務め、独自の「八雲鍛」という鍛錬法を創始するほどに至ります。さらに、江戸小石川の水戸家上屋敷鍛刀場でも多数の刀剣が製作され、その中核を担ったのが勝村徳勝を棟領として、二代徳勝、長勝、正勝、義勝らによって構成される「勝村工房」であります。勝村徳勝は、文化六年(1809)に水戸に生まれ、通称を彦六と称しました。はじめ市毛系の関内徳宗に学び、その後江戸へ出て、運寿是一、細川正義に師事します。明治五年(1872)、六十四歳で没しました。作風は反り浅く、重ね厚め、長大で豪壮なものが多く見られます。鍛えは、初期に師伝の板目肌があり、以降は、大和伝の柾目肌が強く現れます。焼刃は沸本位の小乱れや湾れ、直刃などを焼き、二重刃風や砂流しなどが掛かる作があります。本刀刃長は、二尺四寸六分と長寸、身幅元先で広く、鎬高く、腰反り適度に利いて中切っ先となる堂々たる刀姿を呈します。鍛は、柾目肌よく詰んで、地沸を微塵に敷き、肌目に沿って地景が入るなど精強な肌合いで、鉄よく冴えます。刃文は直調子に小乱れや小互の目、浅い湾れが交じります。刃中には小足よく入り、地中の働きが影響して、刃縁にほつれ、金筋頻りに掛かるなど、力強い作柄を示し、沸匂深く、爛々と冴えます。帽子は乱れ込み、先掃きかけごころで、小丸に返ります。茎は生ぶ、切鑢目で仕立て、刀工銘と年紀、注文銘を添えます。本作は、勝村徳勝による注文打ちの一口。幕末の世相が色濃く反映された長大にして豪壮な体躯を呈し、地刃ともによく冴えた同工出色の剛刀としてご紹介いたします。白鞘、銀着一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
在銘 · Katsumura Kobo · 安政 · 長さ 74.5cm · 反り 2cm


















江戸は刀の目利きの時代である。本阿弥の鑑定、1719年の享保名物帳、盛んな刀剣書が、戦で抜かれることのなくなった刀を学問の対象へと変えていった。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).
Stock number:KA-060526Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon TokenCountry(Kuni)・Era(Jidai): Hitachi(Ibaraki)・Late Edo period 1863Blade length(Cutting edge): 74.5cmCurve(SORI): 2.0cmWidth at the hamachi(Moto-Haba): 3.36cmThickness at the Moto-Kasane: 0.83cmWide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cmThickness at the Saki-Kasane: 0.60cmHabaki: One part, Silver foil HabakiSword tang(Nakago): Unaltered,Kiriyasuri file patternRivet Holes(Mekugiana): 1Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune, Chu-kissakiJigane(Hada): MasameTemper patterns(Hamon): Suguha style and Ko-midare, Ko-gunome and Asai NotareTemper patterns in the point(Bohshi): Midarekomi Hakikake then Komaru round tipRegistration Card: Shizuoka【Additional Information】幕末期、諸藩で尊王攘夷の機運が高まるなか、水戸藩では、九代藩主・徳川斉昭公(烈公)が藩政改革を推進しました。安政年間(1855~1860)には、斉昭公の命により、水戸城西白旗山に武器製造所が設けられ、刀剣をはじめ、銃砲や甲冑などの武器・武具が盛んに製作されました。刀剣製作においては、藩工である直江助政、関内徳宗を中心に、横山祐光、関善定近則らが鍛刀に従事しました。また斉昭公自身も刀剣製作に深い関心を寄せられました。自ら槌を執って鍛刀を試み、市毛徳鄰、直江助政、直江助共らが御相手鍛冶を務め、独自の「八雲鍛」という鍛錬法を創始するほどに至ります。さらに、江戸小石川の水戸家上屋敷鍛刀場でも多数の刀剣が製作され、その中核を担ったのが勝村徳勝を棟領として、二代徳勝、長勝、正勝、義勝らによって構成される「勝村工房」であります。勝村徳勝は、文化六年(1809)に水戸に生まれ、通称を彦六と称しました。はじめ市毛系の関内徳宗に学び、その後江戸へ出て、運寿是一、細川正義に師事します。明治五年(1872)、六十四歳で没しました。作風は反り浅く、重ね厚め、長大で豪壮なものが多く見られます。鍛えは、初期に師伝の板目肌があり、以降は、大和伝の柾目肌が強く現れます。焼刃は沸本位の小乱れや湾れ、直刃などを焼き、二重刃風や砂流しなどが掛かる作があります。本刀刃長は、二尺四寸六分と長寸、身幅元先で広く、鎬高く、腰反り適度に利いて中切っ先となる堂々たる刀姿を呈します。鍛は、柾目肌よく詰んで、地沸を微塵に敷き、肌目に沿って地景が入るなど精強な肌合いで、鉄よく冴えます。刃文は直調子に小乱れや小互の目、浅い湾れが交じります。刃中には小足よく入り、地中の働きが影響して、刃縁にほつれ、金筋頻りに掛かるなど、力強い作柄を示し、沸匂深く、爛々と冴えます。帽子は乱れ込み、先掃きかけごころで、小丸に返ります。茎は生ぶ、切鑢目で仕立て、刀工銘と年紀、注文銘を添えます。本作は、勝村徳勝による注文打ちの一口。幕末の世相が色濃く反映された長大にして豪壮な体躯を呈し、地刃ともによく冴えた同工出色の剛刀としてご紹介いたします。白鞘、銀着一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
在銘 · Katsumura Kobo · 安政 · 長さ 74.5cm · 反り 2cm


















江戸は刀の目利きの時代である。本阿弥の鑑定、1719年の享保名物帳、盛んな刀剣書が、戦で抜かれることのなくなった刀を学問の対象へと変えていった。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).